じゃ りんこ チエ。 TVアニメ版『じゃりン子チエ』を完全収録する『じゃりン子チエCOMPLETE DVD BOOK』シリーズ刊行決定

じゃりン子チエと被差別部落

じゃ りんこ チエ

大阪が舞台になった小説や漫画は多い。 その多くはキタ、ミナミ、道頓堀、天王寺、新世界……など日本中の誰もが知っている大阪である。 誰が最初に言いだしたのか知らないが、 新世界あたりを案内するとき「じゃりン子チエの舞台になったのが、ここや」と紹介する人が多いときく。 大阪のガイドブックなどを引っ繰り返してみても、そんなことは、どこにも書いていない。 81年にアニメ「じゃりン子チエ」 東京ムービー新社・毎日放送制作・全65話 が全国ネットで放送された初期の頃 「ジャンジャン横丁」といった看板や通天閣が描かれるシーンが多かった。 アニメの後期部分では「通天閣」は姿を消したが「ジャンジャン横丁」という看板は、最後まで消えることはなかった。 ところが原作に「ジャンジャン横丁」は1度も登場していない。 通天閣も風景として2コマだけ登場しているが、チエの家の近所ではなかったり、はるか遠くの風景として描かれていたりする 1巻4話、2巻8話。 ただ、1巻だけを読むかぎり、読み方によっては、チエの家の近所に通天閣があるような印象も受けるが、その後、近所の風景として通天閣は登場していないので「新世界」説は却下してもいい。 「じゃりン子チエ」こと 竹本チエの家の正確な住所は「大阪市頓馬区西萩」である。 大阪には現在も過去にも「頓馬区」というところは実在しない 6巻7話。 それなら「頓馬区西萩」は大阪のどこにあると考えられるのか、原作単行本からの検証を試みたい。 チエの家の近所の「西萩駅」からは難波までの切符しか買えないので、難波を起点にする、高架を走る鉄道路線の沿線に「西萩駅」のモデルがあると考えられる 21巻3話。 すると、近鉄、南海、JRの3路線のどれかにしぼられる。 ただし、原作で、この事実が明らかになるのは84年のこと。 当時「JR難波」駅は「湊町」という駅名だったのでJR沿線に「西萩駅」となる駅がないということになるため、JR線は除外してもよい。 13巻12話の中に「 天王寺…、北田辺…、針中野、矢田…、河内天美…」という猫の会話が登場するのだが、これらは近鉄南大阪線の駅名である。 が、近鉄南大阪線は阿倍野橋駅を起点としているため、これも除外していい。 難波を起点とする南海、近鉄線の駅名をたどっていくと 南海高野線に「萩ノ茶屋」という駅が存在する。 驚いたことに萩ノ茶屋駅は西成区にあり、なんとなくではあるが地図上から「西萩駅」のモデルのように感じられる。 さっそく、現地へ行ってみる。 駅に降り立った瞬間、驚いた。 駅の形が「西萩駅」そのものなのである。 ホームは「島」型で、ホームの中央に1ヵ所だけ階段があり、下りると改札へ出る。 駅の改札を出て右に券売機があり…なんといっても、駅の形 駅舎という恰好のいいものではない… が「西萩駅」なのである。 萩之茶屋徘徊 萩ノ茶屋駅と西萩駅には共通点も多いのだが、違う点も一応指摘しておきたい。 確かに改札を出て右側に券売機があり『じゃりン子チエ』のそれとそっくりなのだが、萩ノ茶屋駅の場合、その券売機のすぐ隣に時計屋があるのだ。 ちょうど、神戸の元町高架商店街のように店を構えている。 駅の東側、つまり改札を出て右側、すなわち原作で言うところのチエの家方面へ徘徊してみる。 駅前に「萩之茶屋本通」というアーケードのある商店街が真っすぐに伸びる。 商店街は天王寺方面まで伸びていた。 ちょっと、原作とは違う風景だ。 原作では駅のそばにはアーケードのある商店街はない。 むしろ、原作に近い風景は駅の西側にあった。 この「萩ノ茶屋」という名前でピンときた人もいると思うが、 駅の東側は「あいりん地区」といわれる、日雇い労働者が多く生活している街でもある。 いわゆる「釜ヶ崎のドヤ街」である。 ここでは詳しく触れないが「日雇い労働者の街」が、意外にもテツをはじめ原作の中の登場人物の思想や信条に影響を与えているのである。 また、この界隈はホルモン焼屋が意外と多い。 訪れた時期が夏だったためテツのように雪駄履きの人も多く見かけることができたことも付け加えておきたい。 地図上から、チエが通う「西萩小学校」のモデルではないかと踏んでいた「萩之茶屋小学校」も、全く校舎の造りが違っていた。 もしかすると、ここは『じゃりン子チエ』の街ではないかもしれない。 富士の樹海に迷い込み、死を覚悟したかのような感情を抱きつつ、駅の西側方面を目指すことにした。 駅の西側はアーケードのない商店街が広がり、なんとなく『じゃりン子チエ』の世界に似ている。 と思ったのも束の間、 商店の壁の掲示板に「西萩北振興町会」なる貼り紙が目に飛び込んできた。 「おぉ、これは!」 諦めムードから一転。 原作の代替品ではなく、ついに、そのものを発見した。 地名で言えば、駅の東側を西成区萩之茶屋、駅の西側を西成区花園北というのだが、あきらかに「西萩地区」は実在していることになる。 萩之茶屋の西側なので「西萩」なのだろう。 「もしかして『チエちゃん』は実在するのでは」 ディズニーのアニメを見て感動した後に、ディズニーランドに行き、さらに感動を深めたミーハー心理というのか、ファン心理というのか、なんといっていいのかわからないが、次つぎと原作に登場するモノを見つけて舞い上がった私は、さらに周囲を徘徊してみることにした。 おバァはんの名前と同じ「菊」という屋号の店を2件発見するが、それぞれコインランドリーや散髪屋だった。 また「だるま屋」という屋号の店もあるが、これは眼鏡屋。 極めつけは「てっちゃん」というスナックを発見するが、マンションの1階に店があるので、原作に程遠いものであった。 結局、それらしきモノは発見できず「西萩」の街を後にした。 西萩町は実在した 『日本地名大辞典・大阪府』 角川書店 によると、今の花園北1~2丁目、旭1~3丁目、鶴見橋1~3丁目の一帯を1973年まで「西萩町」という地名で呼ばれていたのだ。 さらに、昭文社が1965年に発行した『大阪市精図』 関西じゃりン子チエ研究会会報第4号=94年6月発行=に地図を掲載している にも「西萩町」がしっかりと登場している。 この地図では、そればかりか『じゃりン子チエ』の西萩地区に接していると思われる「南萩」「立花」「東萩」「入舟」「北萩」「萩町」や地獄組がある「海西」、ヨシ江が少女時代に住んでいた「南海」の各地区に類似した地名を「西萩町」の周りに見つけることができた 3巻8話、10話、7巻5話。 そのモデル地区と、現在の地名との対称を表にしてみたので、ご覧いただきたい。 こればかりか 登場人物名に由来する地名も見受けられた。 大阪の人ならピンとくると思うが、地獄組ボスのレイモンド飛田の「飛田」 現在の西成区山王 は天王寺の南にあった遊廓の地名。 また、テツの幼なじみの丸山ミツルの「丸山」は、西成区に隣接する阿倍野区丸山通に由来していると考えられる。 おまけに、飛田地区と丸山通の中間には「市設南霊園」という墓地があるのだが、ここは、かつて小鉄とジュニアが戦った墓場ではないかと推定される 2巻8話。 『じゃりン子チエ』に登場する地名は、ほぼ実在していたことは、既にここまで明らかになった。 しかし、原作を読み込んだ読者なら気づいているのかも知れないが、私たちを悩ませているのは、 西萩地区のオアシス「ひょうたん池」の存在である。 その風景から天王寺公園の河底池ではないかと推測し『秘密』でも、そのことを書いたのだが、数名の読者から「違うのでは?」という指摘がなされた。 異論を唱える大阪出身者からも、こう指摘された。 「ひょうたん池は木が少ないが、河底池の周辺はジャングルのように木が茂っているではないか」 しかし「西萩地区」から近い実在の大きな池といえば、ちょっと遠いが、天王寺公園の河底池しかなく、木が多い少ないの差はあるが、風景もよく似ているし、池の形も、どことなく「ひょうたん型」に見えなくもない。 そこで『秘密』本の協力者や読者らで作る「じゃりン子チエ研究会」は「ひょうたん池探索部会」を自然発生的に発足させ、その候補となりそうな池をピックアップすることにした。 前出の『大阪市精図』の西萩町周辺に「池」のつく地名が多いことから「もしかすると昔は池があったのではないか」という線で研究を試みる者もいた。 特に「西皿池公園」 西成区潮路 の形がひょうたん型で、しかも、そこに池があったこともわかったが、昭和時代に入って池が埋められたため「ひょうたん池」の確証は得られずじまいだった。 もし、池があったとしても、調査担当者曰く「狭すぎる」とのこと。 結局、「ひょうたん池」のモデルには、決定的な確証がなく迷宮入りとなりかけた。 そんなときに朗報が飛び込んできた。 なんと原作者・はるき悦巳先生が週刊誌の対談記事で「ひょうたん池」のモデルについて語っている部分があることが、発見されたのである。 『朝日ジャーナル』80年8月8日号の対談記事「なぜ『少女よ大志を抱くな』なのか・マンガ『じゃりン子チエ』の原風景」の中で原作者自身が、 「近くに、 チエの公園のモデルみたいになっている、茶臼山というとこがあって、そこと天王寺の美術館のまわりに木があったぐらいで、それ以外は、木なんてあらへん。 そこに中学一年のときまでおったんやけど、やたら人間も多うて、面白いことばっかりやった」 と語っているのであるのである。 そういえばテツのオリジナルソング「トラのフンドシ」の中に 「チャブス山でドンコつり~」という歌詞が出てくる 4巻3話。 「チャブス山」とは、その 天王寺公園の河底池の横にある「茶臼山古墳」である。 ドンコとは小魚の俗称である。 山で魚は釣れないので、この「トラのフンドシ」は天王寺公園の河底池を歌っているのである。 さらに、この池が現実に「ひょうたん池」と呼ばれていたことを示す「資料」も見つかった。 上方落語「天王寺詣り」の中で、天王寺の周辺を案内する下りに「茶臼山の前がひょうたんの池」という一節がある。 西萩地区の地図 ここまで、明確に舞台のモデルが実在しているのなら、地図を作ることは可能…と私たちは考えた。 そこで、原作全巻、すべてのコマをチェックして、次の地理的情報をピックアップしてみた。 道路に面する建物の位置 角地か、大通りに面しているかなど• ある建物から別の建物へ移動する際の方向 例えば、チエの家を出て右方向に西萩小学校がある…など• の移動途中の目印 角を曲がるのか、直進するのか、高架をくぐるのか…• 建物の位置をプロットするために必要な屋号や名称 例「チエちゃん」「マサルの家」など• その他、地理的情報 地名、電話番号、年中行事が行なわれる地点など 1~65巻まで1. から5. までに該当する情報が含まれている123コマをピックアップ。 このうち重複するものや、屋号などで存在することはわかっているが、位置関係が不明なもの、地獄組やコケザルの家などのように西萩地区にはないものなどを削除した42コマを厳選して、矛盾なく地図を完成させることとなった。 しかし、厳選したコマでも矛盾があるものがある。 例えばチエがいつも利用している赤電話から菊の家へ行くまでに、角を右へ曲がり、次の角を左方向を曲がらなければならない 6巻151頁 が、菊の家から堅気屋へ行くときに、堅気屋の右方向から入ってくる場面が多くある。 チエの家と赤電話の位置を中心に考えると、遠回りでもしなければ、このようにはならないのだ。 ただ1回だけ、急用で菊が堅気屋と菊の家を往復したときに、堅気屋の出入口の左から出て、左から入ってくる場面があった。 これだけが位置関係を矛盾せずに説明できるのである 文字で書くと分かりにくい!! 方角については具体的な方角の記述が少なく矛盾点も多くあるため、判断材料として月の欠け方と、ある地点で、その月が見えている時間を元に方角を割り出した。 昼間の建物の影で判断する方法もあったが余計に矛盾を生み出すので、月を判断材料に用いた。 こうして、半ば強引な地図を作成したが、これを実在する萩之茶屋駅近辺と合わせると、実在のそれとは、区画からして、かなり違っていることがわかった。 特に「ひょうたん池」は、チエの家から見て真北になるが、原作者がモデルとした河底池は、萩之茶屋地区から見て北東方向で、高架の向こうにある。 かなり遠いうえに天王寺の繁華街を通過しなければならない。 学校のマラソン大会のコースとしては不向きである。 区画を考えなければ、チエが通う西萩小学校は市立萩之茶屋小学校、西萩公園は萩之茶屋北公園と位置的にピッタリと合うが、地域的には旧東萩町なので、学校名、公園名からして矛盾してしまう。 ところで、私たちの作成した西萩地区の地図は必ずしも完璧なものとは言えないが、原作には、これらの矛盾も超越した、どうしても理解しがたい最大の矛盾があるのである。 超常現象なのか。 わざわざ経由しているのか…なんと、 花井の家からチエの家へ行くのに大阪府北部で京都府と接する枚方市を通るのである。 それは5巻40頁の1コマ目。 花井の後に「株式会社谷垣工業 枚方営業 所? 」という文字が見えるのだ。 西成マンガ騒動を考える 96年初頭。 大阪を舞台にした連載マンガが、その中で、ある一言の注釈を付け加えたために連載中止となってしまった。 「気の弱い人は近づかないほうが無難なトコロ」 この一言に地元の団体が抗議。 そのマンガを連載していた雑誌社は筆者の謝罪と連載の中止を決めた。 『じゃりン子チエの秘密』を書くにあたって、いろいろなマンガを評論した本を書店で立ち読みしたことがある。 その本の題名は思い出せないのだが、その本には『じゃりン子チエ』の明確な舞台は実在しないと書いていた。 現実に「西萩」が実在している していた 以上、この論理は覆されることになるのだが、そこに「漫画論」が踏み込んではいけないタブーであったとすれば、この論理もわからなくはない。 『じゃりン子チエ』には「西成」という地名は1度も登場しない。 大阪の区名だけをとりあげれば、競艇場のある「住之江」、カルメラ兄弟が露店をだしていた「住吉」など実在の地名が登場しているにもかかわらず… 15巻7話。 『じゃりン子チエ』の街は、お世辞にも「ガラのいい街」とは言えない。 かといって、単に「ガラが悪い」とも言い切れないのである。 そもそも「ガラ」とは外見判断だけのことであって、内面的な視点は含まれていない。 しかも「悪い」となれば、外部を受け付けない排他的な街を印象付ける。 逆に、その言葉を用いた者は「ガラが悪い街」に一度も足を踏み入れたことのない排他的人間であることまで、ばれてしまう。 西萩地区は決して排他的ではない。 東京から花井家へ嫁いできた朝子は完全に、西萩地区の住民になったし、どこかの温泉町からカルメラ兄弟と結婚した姉妹にいたっては「わたし、この辺、楽しくって好きよ」と言っている。 56巻7話 誰にでも門戸を開放した街であって、少なくとも東京みたいに、地方から来た人間を「イナカもの」扱いするような超閉鎖的な街ではない。 むしろ、この視点で考えれば、西萩地区よりも多くの漫画出版社がある東京の方が「ガラが悪い」のである。 ここで問題になっているのはフィクションの世界であって、現実の話ではない。 ただ、フィクションの中で実在している地域を名指しで、なんの根拠もなく「ガラが悪い」としたところに、問題漫画作者の不注意があった。 スイカを知らない人間に「スイカは辛い食物」であると書けば、その読者は「スイカは辛い物なのだ」と思うことと同じである。 いかにその部分を、それらしく、しかも、実物を損なわないで表現できるか…現在の作家や漫画家、クリエーターの腕の見せ所…資質が問われている。 「在日」説と「部落」説 クレームがついた話題ではないが、呉智英氏の著書『現代マンガの全体像・増補版』 史輝出版 は『じゃりン子チエ』について大きくページを割いている。 この中で、舞台は西成区と特定したうえで、竹本家やヒラメちゃんをはじめ、多くの登場人物が、なんらかのコンプレックスを抱えていることから在日朝鮮人や被差別部落出身者ではないかと論じているのである。 評論は勝手であるが、どうも腑に落ちない。 確かに大阪市は在日韓国・朝鮮人の人口比率が全国トップである。 呉氏が、そう指摘するのも、この辺りからだろうと思われる。 その「在日朝鮮人」説であるが、この説を覆す登場人物が数多くいる。 竹本家、平山家、百合根は確実に日本国籍を持っている。 なぜなら、選挙へ投票に行っているからだ。 12巻5話 このとき投票に行かなかったカルメラ兄弟のうち、弟分は四国出身で実家が代々のミカン農家であることが判明している。 18巻10話 ただ兄貴分については、明確な根拠はないが、姓が「菊崎」という点から考えても、この呉説は考えにくい。 なぜなら、かつて日本が朝鮮半島に侵略していた頃、天皇の命令によって、朝鮮人は日本名への改姓を強制させられた事実がある。 多くの人は自分の姓を残すために、改姓させられた姓に、もとの姓を残す努力をした。 日本へ強制連行させられた朝鮮人は、日本が敗戦した後も、日本人による差別や虐待をおそれて、そのまま「日本人」として生活している。 だからといって、彼らが彼らを抑圧していた日本の国花であり、天皇の紋章である「菊」を姓に取り入れるのは、現在の韓国人が抱く対日感情からして考えられないからだ。 続いて「被差別部落」説であるが、確かに、大阪には「同和地区」が多く点在していることは事実なのである。 だからといって、半ば決め付けるのもいかがなものであろうか。 もともと、この差別制度は江戸時代のもの。 まもなく21世紀が近づこうとしているのに、二百年前に廃止された根拠のない差別制度にこだわっているようでは呉氏のセンスが問われるというものだ。 しかし、原作だけで、この説を論破することはできないのは残念である。 そもそも、漫画に限らず、現実の人間にしたって、誰が朝鮮人だ、誰が韓国人だ…などと指摘するのは、国際化の時代に逆行している行為である。 ましてや同じ日本国民が、あいつは部落出身者だ…といって区別するのもバカげている。 そんなことを知ったからといって人間の価値は変わらないし、生き方を他人の意志で左右される筋合いもない。 もし、こういう評論をフィクションの解析に持ち込むならば、もう少し、多くの日本人が天皇や将軍の名の下に、差別制度を作り、なぜ我々は、それに迎合したのか…。 そこまで言及したからには、それが、その人物の人格形成で、どのように影響しているのか…理論的に進めてもらいたいものだ。 漫画研究を「遊び」とするならば、徹底的に後腐れなく遊んだほうが面白い。 呉氏のような仕事を、小鉄が知ったら、こう表現するだろう。 「遊びやとしたら、ちょっと趣味が悪いなぁ」 24巻4話.

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じゃりン子チエ

じゃ りんこ チエ

じゃりン子チエとは、はるき悦の誌連載、またはこれをとするの作品や、などの群である。 概要 をに、焼きの店を切り盛りするチエに、のテツ、このほか周囲の個性的な人物やの生活模様を描く。 は『』()にてよりまで、約20年に渡って連載が続いた長期連載作品であり、人情の代表的作品として広く知られている。 単行本は全部で巻、 0万部発行のーであり、に吹いた作品の一つ。 とりわけ、連載すぐに反を呼び、とりわけが新聞の社説で絶賛してからは、民的作品への階段を踏み入れそうになったほど現と化す。 今でもでは人のとまで呼んでいる人もいるほど、が高く根強いも多い。 結局、庭の都合で20年近くの連載に終止符を打つが、話数は 全部で786話もある(第1期でしたのは、そのうち最初の話ほどである)。 また、『じゃりン子チエ』の作品『どらン小』『どらン小奮戦記』『 帰って来たどらン』も短期連載していた。 また、では、関連のが多いので、版を中心に話を進めていく。 版は1作・()版2作が作られており、特にの版1作は史に残るの誉れ高く、局などでも数度にわたってされている(本項でも、は1期のものを中心に紹介する)。 まずはにがされ、とりわけのを使ったが呼びとなって、で特に好評を博した。 ここでは千、、上方の3人のほかにも、屋雁之助、唄子、啓助、やすし、、(当時)、、などのの、、噺や期待の若手が出演。 また、にのなどで評価された、そしては元、スのでもあった勝が担当し、高い評価を受けた。 それから1年後、版が決定し、としてが引き続き引き受けることになった。 そして、の役で出演したチエ役の千、テツ役の、そしてミツル役の上方は版でも据え置きとなった(これはの要望によるもの、つまりこの3人が本当のはまり役だったのだろう)。 他はが達者であることが必須条件で、、含む劇団員が抜されている(たとえば、江役の朱美などはである)。 また、一部のに対しても、出身も採用された(小役の、メ役のなど)。 ただし後期ではその体制がやや崩れてしまっており、若き頃のなどもで登場している。 また、現場はかなり厳しかったらしく、は当時を回顧して何度もダメ出しを食らっていたとっている(今のなんちゃって特別出演と違い、有だからと全くチヤホヤされなかった)。 は当初、視聴率20をえるなど好評を博したが、裏番組にから をぶつけられたため、以外では視聴率で苦戦を強いられる(それでもではを上回っており、での 均視聴率は、最高視聴率は29. 1というとんでもないものであった)。 それでも結局、のが尽きてきたために第一期は約2年、全話でとなった。 その後も、西では何度もを繰り返しており、そのすらも視聴率が均6~8に及んでいたという作品であり、しまいにはテープが擦り切れてしまったらしい。 そして、この作品は当時のが他社との競合の末に放映権を勝ち取っており、そのため細部のの描き込みや細かい演出など隅々までこだわりが感じられるものとなっている。 また、を努めた(実際は土台固めと種まきをしただけで、作品のには関わっていなかったらしい)は、「元がしている作品」と評しており、「自分は色を付けて動かしただけ」とっているほど。 担当にはで名が売れた戸慎介に、で好評を博した勝(氏ものに関わっている)の曲も引き続き使われた。 長年、は出ていなかったが待望のがになって発売され、またと銘打ったが-BOXの特典にもなっている(また、大全集の一つに、じゃりン子チエのが収録されており、これでしか聴けないやビジーのなども収録)。 が然と生活に溶け込んでたり、がしていたり、しきりに尾籠な会話が登場したりと、では放送が難しい作品かもしれないが、発売されているを購入するか、できれば視聴は可。 などのンドを利用するという手もある。 見たってや~。 (に)。 それから約10年後…待望の続編『じゃりン子チエ~チエちゃん奮戦記』が始まった…のだが、今ひとつの評判は宜しくない。 チエ、テツ、小、江、オバア、屋、井などめぼしいのはそのままなのは嬉しいのだが、ルやカルといったハマり役のが他人(のトネーションがな人もいる)に変わっており、中でもル役の則の変更を惜しむ人はすごく多かった。 また、のを選りすぐった結果、で特に大事にしているが崩壊してしまっており、話に一貫性がなくなっている上、展開がやたら駆け足になった話もある。 また、当時流行したを意識したで、やたら吹き出しを多発したりと演出がかなりくどくなった(もその傾向があったが)。 も雰囲気の良かった前作とは刷新され、暢之(他に、、など)の作る曲自体はそこまで悪くないのだが、の拙さがいてかなり浮いており、を失望させている。 結局、そこまでせず(それでもではの視聴率を上回り、の遠因になったとも)に、再度の夕方に飛ばされた後は消滅するように話という中途半端なのまま念のとなった。 放送ものみで、見たことがない人もかなり多かった。 も、これは人情味に溢れていた初期にべ、ややかつ難解な話が増えたにも問題はあり、笑いの取れる、回ばっかりをしてしまった選出基準にも疑問が残る(感動路線の、カルのや根のなどは全部未放送だった)。 なお、の中には、や演出担当としてが参加しており、同氏が初めて自立していけるようになったがこの作品であったらしく、本人も、恩師のが前作のを務めた縁もあって、思い入る作品の一つだと答えている。 また、の和善もの右腕といわれ、『』などで高い評価を得た人物であり、ほかにも何かとと縁があるが集まっている… なのになぜこういうな評価になった。 だいたい、あののないOPと全に浮いてたEDのせいじゃないかと…。 他にもやなどでが発売されたり、化や化されたりもした。 版は当時を続々生み出していたがしており、度の高いとなっている。 1章はチエ、2章は小、そして3章はテツが役となっている。 話は1、2章はだが、3章のは、から採用したものである。 のは、ただの(作品によく登場する、ができる)である。 舞台と世界観 なお、じゃりン子チエでよくある勘違いとして、がと思われていることであるが、厳密には違う。 実際はもっと西寄りで、昔は西萩町という地名があった園北二丁あたりである(この近くにはも持つもあり、ルはこの辺の住民という設定)。 作品によく出てくる、高架のあるは、に二つであり、高架をに、西側がチエの、東側が でもほとんど出てこないあたりである。 では、なぜそういう勘違いが起きているかというと、、版の設定が、わかりやすいようににしてあったからである(そのため、版ではや横丁が登場する)。 だが、後にいろいろ設定上の問題が起きたため、を明言化させない計らいになった(なお、では最初から頓区西萩という架の地名となっており、チエの住所は頓区西萩である)。 また、も、観のは、自身がの頃から慣れ親しんだあたりだと発言していたこともあり、更にやをさせてしまった。 それから、らが籍じゃないとかいう変な噂が流れているが、にはテツ、チエのやメのがに行く話があるので、これは 全くの。 登場人物 チエ :千 焼きの店「テッちゃん」を「チエちゃん」に名し、切り盛りする小学5年生の。 性格は、基本は明朗快活でタに溢れるが、周囲の(だいたいテツのせい)に翻弄され、シャラズルを鳴らす(落ち込んで足を引きずること)こともしばしば。 普段から履いていると、ポッ(飾りについているい玉)が。 抜群で、特に足のは両親譲り。 と接するのが上手だが、周囲を凍りつかせるほどな発言も多い。 な話を嫌い、やは大の苦手。 顔はの隔世遺伝だが、時々譲りのになる。 怒らせるとを投げつけたり、で頭をどついたりする。 テツ : チエの。 ろくにはしておらず、日頃を気でどついて遊びのをまきあげてくる。 と言っていいぐらい性分(のチエにも同じことが言える)。 だが、下戸であり、も吸わない、また女に手を挙げることもない上、作品に登場するかなりのに気に入られ、苦手にもしている。 男らしい美学を持っており、いざという時の分別はついている(その割に賃乗、窃盗、器物破損、傷などは常習的だが、そこはなので大に見るべし)。 カ好きで、が巻いてるほどのため、西萩周辺はテツによってが保たれているようなもの。 その強さは、西を一撃で倒し、と互にスパーをこなし、の回った幕3人を一度に相手して負傷させるほど(ただし、オバアと井、そしてには勝てない)。 江 :朱美 チエので、の開始当初は出していた。 の講師をしており、の腕前もかなりのもの。 テツも江の前では緊してが出せない。 見たはおしとやかだが、は良く足のはチエにも負けず、若い頃は割と活発だった。 かなりな部分もあり、れ初めが、テツからの競走再戦の申し込みをの誘いと勘違いしたことがきっかけなので、最初から満更じゃなかったのかも知れない…が、チエ本人て「おはんはテツのどこに惚れたんやろ」と言わしめるほど意外性の塊で、とにかくも色々とに満ちている。 なお、怒らせるとよりも怖いとオバアが言ってるが、が作品で本気で怒ったことはあまりない(とのを制止しようと一したぐらい)。 オバア テツので、テツを産んだ本人。 本名は菊。 テツのだけあって喧っく、腕っぷ強く、名誉師範の実を持つなど、強さはテツを駕する作中の一人。 チエとは別の場所で屋を営んでいるが、気に入らない客を追い返す癖があるため、チエから接客について度々注意されている。 また、チエと同じく上履き(ツッカケ)で人をどつく癖がある。 テツので、テツのヅル。 懲りずにテツに騙され、らされ、をせびられては、オバアからを受けている。 が弱いくせに劇中で数少ない。 そして19年間の 連載中に本名を明かされることがなかった可哀想な人。 養子なので、実質関係はあってないようなものだが、懲りない性格は子の血筋。 井拳 テツの時代の担任だった元。 同じ飲みという理由でを好み、研究を続け文化賞も受賞したほどだが、テツに負けないぐらい苦な部分もあり、地位、名とは縁な生き方をしている文壇の孤児。 若い頃はだったために、その強さはオバアとで、テツは全く手が出せない。 の渉はチエの担任。 なぜか、ではよく表札が井 挙となっている。 はテツをることだが、同時にテツのでもある。 井渉 井拳ので、チエの担任。 で生活していたため、標準で喋る作中のの一人(もの一人である)。 で知り合ったとし、一児をける。 快なとは打って変わって、穏やかで温厚な性格で、チエやメは、にはいい子に見られたい部分を持っている。 それゆえ、チエやメのを制止する防波役にもなっており、テツやルがにすることも。 ミツル テツので、近所の交番に勤務する官。 若い頃はテツの異名を持つほどの悪だったが、今は堅気の生き方をしている。 テツの悪事をかなり見逃す一方で、テツの活躍によってや昇進につながったりと、りに役得も。 カルとは仲が悪く、最後の最後までいがみ合っている。 はオバアの友人だが、テツを男らしい人物と評価している。 屋の 本名は根三。 元は遊楽部という賭博場のだったが、死去の後足を洗い、彼の好きだった屋「堅気屋」を始める。 今はのと二人暮らし。 根は優しく気弱なのだが、癖が悪く、一をえるとが変わり、テツを駕する強さになる。 だが、素面でもであり、 片手でテツをぶん投げたりしている場面も。 実は館ので、所帯持ちでもあった(別れたはに登場するものの、には登場しない)。 なお、彼のへのこだわりを知りたければ、を読むことをおすする(これはおそらく同じくに対して、並々ならだわりを持っていたはるき同氏のだろう)。 カル 頭との元の二人組。 カルを牽いている。 といわれているが、実際は全く関係はなく、元サーとそのの関係だった。 本名は菊崎健二と勘一。 版ではカル屋で終わっているが、最終的には二人で屋を営み、に二人共、のと見合いし、まで授かることになる、、テツからの不遇に耐えてきたことによるご褒美。 はで西に相当強いのはずなのだが、なぜかテツには全くが立たない。 組の を話すの親玉。 しかし、テツに関わったばかりにいろいろババを引き、行きとなり、のがを始める。 後に、を開いたり、に立補したり、で一山稼ごうとしたり、に戻ったり、と一緒にで働いたり、で代理店をしたり、紆余曲折の末経営者で落ち着く。 小 : チエの。 もともとはの輪の蔵といわれる流れ者であり、彼を役とした任侠が展開されることもあった。 版では彼がダマで遊ぶが流れる。 その強さは級で、周囲のだけでなく、の数十人すらなぎ倒すほど。 玉が好物だが、実際のには。 チエに可がられているようだが、では、巻数を重ねるにつれチエの扱いはかなりヒドくなっている。 なお、氏は、ではを担当することも多い。 が小としたことから小をのと追っていたが、のちに和解。 正々堂々さを好み義理人情のわかるいいやつなのだが、毎になり、放浪のと化す。 小ほどではないが、それでも作中屈の強さ。 メ : チエの親友で、テツとも気が合う。 どんくさいことがで傷つきやすい繊細さを持っている。 と絵画はにも負けない特技で、特に絵の上手さはからもウトを受けるほど。 がつくほどのであり、一度を握ると級のと化す。 というのがいる。 お世辞にもとはいえないが、その嬌ある姿と訥な人柄からは高く、自身「 なんとなく描きたくなる不思議な」とで答えている。 なお、には登場しないが、もメは好きなと答えている。 ル チエのメートで、悪友。 チエの悪口を言わないとになるという特異体質だが、んだ情表現の表れ(要は)なのかも知れない。 学業成績は優秀だが、はからっきしで虚弱体質(しかし、見かけよりは打たれ強い)。 おしゃべりでのがいる。 というといつも一緒にいる。 く、自分自身の生き写しらしく、ルの気持ちは手に取るように分かるらしい。 なお、1期でを演じた則は2期でもやりたかったが、そのときはで活動してたためにがかからずできなかったらしい。 そして、1期のときには既にだったという。 チエよつ年下。 テツの鑑別所時代の友人の一人で、筋入りの。 意外と頭がよく回り、銭話のざとさは以上。 将来になるのかも知れない。 チエのことが好きだがルと同じく素直じゃない二号。 口の悪さが災いして、テツ、チエ、オバアの三人にどつかれまくっている。 チエの校区とは隣のに通って(?)いる。 関連動画 関連商品 関連リンク• 関連項目•

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じゃりン子チエ

じゃ りんこ チエ

双葉社の「漫画アクション」で連載されていた、はるき悦巳の漫画『じゃりン子チエ』を題材としたファミコンのアドベンチャーゲーム。 『』のようにメッセージがすべて縦書きで表示される、オーソドックスなスタイルのアドベンチャーゲーム。 メッセージが縦書きなのは、漫画のような表現方法を意識したと思われる。 行動の選択肢は多く行ける場所も多い。 三つの章に分かれて進むのだが、章ごとに主人公は異なりそれにより筋書きも大きく異なる。 第一章…チエちゃんが主人公となり、街中にいる困った人たちを助ける。 第二章…飼い猫の小鉄が主人公で、街中を探索する。 チエちゃんのなくしものからストーリーは始まる。 第三章…チエちゃんの父親であるテツが主人公。 お金がテーマ。 カセット内にコナミ開発の特殊チップ「コナミVRC2」を搭載している。 評価点• グラフィックがしっかりしていること。 チエちゃんや小鉄などの主要な登場人物はちゃんと描かれている。 さらに、風景はどれ一つとっても大阪の下町らしい渋い色調が懐かしさを誘う。 場所ごとにウィンドウが変化し主に縦モードと横モードに変化する。 メッセージウィンドウとグラフィックウィンドウが入れ替わる場面もある。 グラフィックもそれに併せて描かれていることに加え、縦書きのメッセージの表現のおかげで一場面ごとに漫画のページをめくっているような感覚になる。 更に 風景を一周して見れる箇所もある。 ADVでは見られない珍しい表現である。 オープニングデモや各章毎のデモも用意されている。 オープニングデモは休業中の店からテツが飛び出し鉄板を担いでどこかへ行ったと思ったら、チエちゃんがバットを持って追いかけるというシーン。 それを屋根から見下ろす小鉄。 三人の関係がよく表れている。 各章のデモもそれぞれ三人の動きがしっかりしていてアニメーションを意識している場面も。 セリフも原作を尊重した内容で、しかもキャラクターごとに反応が違い、意味もなく話しかけたくなる。 運動神経が良く喧嘩早いが仕事熱心で密かに家族のことを大事にするしっかり者のチエ。 アントニオJrとの友情を築きつつ人間並みの力を持ち必殺タマつぶしを持つ最強猫の小鉄。 賭け事が大好きでヤクザすら恐れられるも不器用なテツ。 と原作設定がよく表現されている。 チエの「ワイは日本一不幸な少女や」の口癖も再現されている。 チエのクラスメートや友人、テツの知人や鑑別所時代の仲間。 果てはコケザル、剥製になっているアントニオも登場する。 会話の内容も、原作同様ほのぼのした内容で「漫画の世界に入っている」という感覚が楽しめる。 漫画同様のオチも用意されているのもポイント。 小鉄の場合は「ネコ」視点となるため、チエちゃんやテツが普段行けない場所(花井先生の軒下、マンホールの中など)範囲が多くなり、探索心をくすぐる。 人間のみならず猫達の生活模様に触れることが出来る。 ゲームはADV一辺倒…かと思いきや、なぞなぞやおいちょかぶ等のミニゲームもあるので「次に何が起こる?」と期待させられる。 BGMは大阪の下町にふさわしいのんびりした曲調で、聴いていて飽きない。 大阪ならではのコテコテな曲調もある。 間違った選択をしてもペナルティはほとんどの場面でないので、ADV初心者でも総当たりで攻略できる。 パスワードは平仮名がたったの8文字。 覚えやすく入力しやすい。 ただし再開できるポイントは10箇所程度なのでもっと短くできたのでは、とも言える。 問題点• 幾つかのミニゲームは難易度が高く、特にパチスロは運ゲーを強いられる。 パチスロ以外でも、野球は負けたらゲームオーバー、なぞなぞは8問連続で正解しなければならず1問でも間違えたら即ゲームオーバー など、非常に厳しい。 しかも、再開地点はかなり手前なので、戻し作業に時間がかかる。 ヒントが少なく、コマンドの選択手順から手探りになる場面も少なくない。 また、原作とは矛盾した場面もある。 おばあはんのぎっくり腰を治すために「ハリのおじさん」と会わなければならないのだが、そこで百合根が通せんぼしている場面で詰まった人もいるだろう。 話しかけようとすると「しらないひとにははなしかけないほうがいいです。 」と諭される。 原作では「お好み焼き屋のオっちゃん」と呼ばれる程チエとは顔見知りのはずなのだが……。 パスワードの表示はセレクトボタンでいつでもできるが、その際に「ゲームオーバーやでえ。 」とチエちゃんに言われる。 事実上の リタイア自殺ボタン。 しかも、前述の通り、パスワードによる再開ポイントは決まっているので、再開しても前にやめた地点より大幅に戻されることも珍しくない。 総評 「漫画を遊んでいる」という感覚になれる良質なキャラゲー。 登場人物の原作での振る舞いを鑑みてノーミスクリアを目指すも、じっくり時間をかけてプレイしてじゃりン子チエの世界を堪能するのも自由。 ミニゲームを除けば、難易度は比較的低めなので、ADV初心者にも勧められる。 原作漫画は大阪でホルモン焼き屋を切り盛りする主人公の女の子、チエちゃんとその周囲の人物の生活を描いた下町人情あふれる内容が人気を博し、大阪を中心とした関西ではかなり有名となった。 どれほど関西で有名かと言うと、第二期のアニメは 知名度の低い関東では放送が見送られた程。

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