突発 性 虚 血 心不全 症状。 虚血性心不全の原因と前兆とは?予防策はあるの?

虚血性心不全の治療法は?心筋梗塞との違いや、原因、前兆、予防を詳細に

突発 性 虚 血 心不全 症状

うっ血性心不全とはどんな病気? うっ血性心不全とは、全身で血液が滞留し、肺その他にうっ血(鬱血)が生じた心不全です。 心不全とは、何らかの原因で心臓のポンプ機能が弱まり、全身に充分な量の血液を送り出せなくなった状態のことを言います。 心臓は、右心房(右房)、右心室(右室)、左心房(左房)、左心室(左室)の4つの部屋から成っています。 二酸化炭素を多く含んだ全身から帰ってくる血液(静脈血)は、まず右房に入り、次いで右室に入って、ここから肺動脈(心臓から肺に向かう血管)を通って肺に送り込まれます。 肺で二酸化炭素を排出し酸素をいっぱい取り込んだ血液(動脈血)は、肺静脈(肺から心臓に向かう血管)を通って左房に入り、次いで左室に入って、ここから大動脈に送り出され、全身を経めぐります (図1)。 これらの循環を維持するために、心室や心房は規則的に収縮・拡張を繰り返しているのですが、そのポンプ機能がうまく働かなくなった状態が心不全というわけです。 うっ血性心不全の死亡率・余命 厚生労働省の平成22年人口動態統計によれば、日本では、心臓疾患で亡くなる人は年間約20万人で、がんの約37万人に次ぐ死亡数です。 そのうちの約7万人が心不全による死亡です。 日本人の死因としては、肺がんと並ぶ最も多い死因と言えるでしょう。 65歳以上の人口の10%以上が心不全だと言われています。 予後は不良であることが多く、心不全と診断されてから5年で約半数の人が亡くなると考えられます。 うっ血性心不全と心不全の違い うっ血性心不全は、心不全という大きなくくりの中のひとつの病態です。 一般に、うっ血性心不全と言えば、慢性のうっ血性心不全状態を指します。 体内にナトリウムと水分が過剰に蓄積され、四肢などにむくみ(浮腫)が現われます。 体がさまざまな代償機構を働かせて血圧を維持しようとするので、かえって心臓への負担が増し、次第次第に心不全を悪化させてしまいます。 一方、急性心筋梗塞などが原因で発症する急性うっ血性心不全では、体内にナトリウムと水分が一定以上蓄積される前に、肺にうっ血が生じるなど、急激にさまざまな症状が現われます。 左室から送り出される血液の量が著しく低下して血圧が維持できなくなり、ショックに至ることがあります。 心不全には、潜在性心不全という、安静時には心不全の症状がなく、階段を上るといった心臓に負荷のかかる行動をとったときに症状が出る心不全もあります。 肺の疾患(肺高血圧症、肺血栓塞栓症、肺性心など)が原因となって心不全の症状が出る心不全もあります。 左心不全と右心不全 左[さ]心不全・右[う]心不全というのは、心不全状態の原因が、主に左室や左房(これらをまとめて左心系[さしんけい]と言います)にあるのか、右房や右室(これらをまとめて右心系[うしんけい]と言います)にあるのかという観点に立った分類です。 左心不全では、大動脈に送り出しきれなかった動脈血が左心系にうっ滞し、そのため血流の上流に当たる肺にも影響が出て、肺でうっ血が生じたり(肺うっ血)、水が溜まったり(肺水腫)します。 つまり、左心不全の特徴は、肺循環系のうっ血にあります。 一方、右心不全では、肺に送り出しきれなかった静脈血が右心系にうっ滞し、全身からの静脈血の心臓への還流を滞らせます。 そのため、手足がむくんだり、肝臓が腫れたり(肝腫大)、腹水が溜まったり、頸静脈が怒張したりします。 つまり、右心不全の特徴は、体循環系のうっ血にあります (図2)。 図2 左心不全の状態が続くと、右心系にも負荷がかかり、右心不全を合併することがあります。 左心不全による肺への負荷が、肺動脈(右室から肺に静脈血を送る血管)の圧の上昇に繋がり(この状態を肺高血圧症と言います)、それが右心系にかかる圧の増大を呼んで、右心不全を引き起こすわけです。 原因 うっ血性心不全の原因には、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患(虚血性とは、血液が不足した状態のことです)、高血圧、弁膜症、心筋症、心筋炎、先天性心疾患、不整脈などがあります。 虚血性心疾患 糖尿病や高血圧、脂質異常症、肥満などがあると動脈硬化が進行し、血管が硬くなったり、血管の内側にコレステロールの塊(プラークと言います)ができたりします。 この動脈硬化が心筋(心臓の筋肉)に酸素や栄養分を送る冠動脈(心臓の表面を走る動脈)にできると、冠動脈が狭まったり(狭心症)、詰まったり(心筋梗塞)して、血液がちゃんと流れなくなり、心筋が弱ったり死んだりして、心臓のポンプ機能を低下させます。 急性心筋梗塞が起こると、急性うっ血性心不全を引き起こします。 高血圧性心疾患 高血圧症の人の血管には常に高い圧力がかかるので、それに耐えるために血管の壁が厚く硬くなりますが、そうなると心臓は、より強い力で血液を押し出さなければならなくなります。 この状態が続くと心筋が厚くなって、伸び縮みしづらくなり、その結果、全身から戻る血液も、全身へ送り出す血液も、少なくなってしまいます。 弁膜症 弁膜症とは、心臓の弁が損なわれる病気です。 僧帽弁(左房と左室の間の弁)や大動脈弁(左室と大動脈の間の弁)などが、ちゃんと開かなくなると血液が流れにくくなり(狭窄症)、閉じなくなると血液の逆流が生じ(閉鎖不全症)、心室・心房にダメージを与えます。 心筋症 心筋症とは、心筋に異常が生じ、その結果、心臓のポンプ機能が阻害される病気です。 代表的なものに、拡張型心筋症(左室の心腔が拡張したもの)や肥大型心筋症(左室の心筋が肥大したもの)があります。 心筋炎 心筋炎とは、心筋の炎症性疾患です。 ウイルスなどが心臓の中に侵入し、炎症を引き起こします。 先天性心疾患 心房中隔欠損症(左右の心房を隔てる壁に穴が空いている状態)などの先天性(生まれつきの)心疾患が、心不全を引き起こすこともあります。 不整脈 頻脈発作をきたすような不整脈(規則的でない脈)が持続すると、心筋が常に活発に働かざるをえなくなり、やがて疲労してうっ血性心不全を発症します。 肺疾患 肺高血圧症、肺血栓塞栓症(血栓が肺動脈を塞ぎ肺循環を阻害するもの)、肺性心(肺でのガス交換が阻害され肺高血圧をきたすもの)などの肺疾患も、心不全を呼びます。 薬剤性 抗不整脈薬やベータ遮断薬は、状況によってはうっ血性心不全の原因ともなります。 抗がん剤なども、種類によってはうっ血性心不全を引き起こします。 症状 うっ血性心不全では、全身の臓器や血管で血液の滞留(うっ血)が起こって、体液量が増加し、尿の量が減ります。 そのため、体重が急激に増加し、下肢などにむくみ(浮腫)が現われます。 また、肺に水が溜まるため(肺水腫)、息切れや呼吸困難、倦怠感などが生じます。 肺での酸素の取り込みを阻害するだけでなく、肺を膨らみにくくするからです。 このため、階段や坂道を上っていて息が切れたり、咳や痰が出たり、動悸がしたりします。 心不全の初期では、夜間に小水に起きるようになります(夜間多尿)。 日中、全身に分布していた血液が、夜、横になると体幹に戻り、腎臓の血流が増加するため、就寝後の尿量が増えるからです。 重症化すると、就寝時に息苦しくなったり(夜間発作性呼吸困難)、体を横(水平)にしていると呼吸が苦しいのに上半身を起こすと楽になる起座[きざ]呼吸という症状が現われたりします。 なぜ寝ている姿勢より起きている姿勢のほうが呼吸が楽なのかというと、体を横(水平)にすると、下半身に行っていた血液が急に心臓に戻り、肺うっ血が強まるからです。 重症の人では、激しく咳込んだり、ピンク色の痰が出たりします。 胸が痛むこともあり、胸痛が出てから、狭心症ではないかと疑って受診する人もいます。 肺炎とよく間違えられることもあります。 重症度の評価 うっ血性心不全の重症度の分類には、身体所見に基づいたNYHA(ニーハ:New York Heart Association:ニューヨーク心臓協会)作成のものが広く用いられています。 日常的な身体活動では、著しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。 日常的な身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。 通常以下の身体活動で疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じる。 安静時にも心不全症状や狭心痛があり、わずかな労作でこれらの症状が増悪する。 検査方法 うっ血性心不全の検査としては、血液検査、胸部レントゲン検査、心電図、心エコー検査などが行なわれますが、詳細な原因解明には心臓カテーテル検査が必要です。 血液検査 原因疾患が何であるのかを探るのに血液検査は役立ちますが、中でもBNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)というホルモンの血中濃度の測定は、うっ血性心不全の検査に有用です。 BNPは主に心室から分泌され、心筋を保護する働きをしています。 心臓に負担がかかったり、心筋が肥大したりすると血中濃度が増します。 自覚症状が出る前から濃度が上がるので、心機能低下の早期発見に役立ちます。 胸部レントゲン検査 X線を当てて心臓の画像を得る検査です。 心臓が大きくなっていないか、肺に血液が滞っていないか、胸水がないか、などが確認できます。 心電図 心電図とは、被験者の胸等に電極を付け、心臓の電気的な活動をグラフの形に記録するものです。 急性心筋梗塞や不整脈などを診断します。 心エコー検査 心エコー検査とは、超音波(エコー)という人の耳には聞こえない高い周波数の音波を使って心臓の状態を探るものです。 ベッドサイドで体に負担をかけず簡便に行なうことができ、心臓の動きをタイムリーに観察できます。 心臓の肥大や拡大の有無を見たり、急性心筋梗塞や弁膜症などがないか調べたり、下大静脈(右房に静脈血を戻す血管)の張りからうっ血具合を観察したりします。 心臓カテーテル検査 頸静脈などから入れたカテーテル(細い管)を、右心系を経由して肺動脈にまで挿入して行なう検査で、心拍出量、右房圧、肺動脈圧、肺動脈楔入[せつにゅう]圧(肺動脈枝をバルーン〈風船〉で膨らませたときの圧。 左房圧として扱える)など、より正確な血行動態指標が得られます。 心筋生検も同時に行なえます (図3)。 図3 その他、必要に応じて冠動脈造影、運動負荷検査、CT検査、MRI検査、核医学検査などが行なわれることがあります。 治療(手術)方法 原因となっている疾患に対する治療 心不全の症状自体の改善には薬物治療や非薬物治療が用いられますが、それと同時に、原因となっている疾患に対する治療も行なわれます。 たとえば、急性心筋梗塞が原因であれば、冠動脈の閉塞状況を改善するために、カテーテル治療(カテーテルを利用して血管内にバルーン〈風船〉やステントを留置する治療)やバイパス手術(閉塞箇所を迂回する血行路を作る治療)を検討し、心臓弁膜症が原因なら、弁の不良を改善するために、弁置換術(弁の取り換え)や弁形成術(弁の修復)などの手術を検討します。 体内の水分量を減らす利尿剤も併用します。 徐脈(脈拍が遅い状態)でなければ、交感神経の働きを抑えるベータ遮断薬も有効です。 ベータ遮断薬は、心臓を働かせようとする交感神経からの信号をブロックしてくれます。 うっ血性心不全の治療は、1980年代に入って大きく変わりました。 それまでは、強心薬(ジギタリス)を用いてポンプ機能を強め、利尿薬によって負荷を軽くする、というやり方でした。 しかしこの方法では、一時的には症状が改善されるものの、予後を延長できないことが分かり、血管を拡張する薬とベータ遮断薬を併用する方法に変わりました。 強心薬で心臓を鞭打つよりも心臓を休めるほうが、予後がいいと分かったわけです。 非薬物療法 一般に、薬物療法が充分な効果を上げない場合、非薬物療法が検討されます。 CRTの原理は次のようなものです。 正常な状態では、右室と左室と両室を隔てる中隔は同時に収縮するのですが、左脚ブロックが起こると、それらが時機のばらつく協調性のない収縮をし、送り出す血液量がさらに低下します。 そこで、右室と左室の側壁に、冠状静脈(心臓の表面を走る静脈)を経由して左室を挟み込むようにリードを留置し、電気信号を同時に流して拍動が同期するようにするのです(これを両室同期ペーシングと言います) (図4)。 こうすると、拡張期には、拡張気圧が上昇することで冠動脈への血流が増加して心筋への酸素の供給が増え、収縮期には、バルーンに吸引される形となって左室からの血液の送り出しが楽になります (図5)。 図5 PCPS(経皮的心肺補助法) 大腿動脈と大腿静脈のそれぞれに、経皮的に(体の表面から)送血・脱血カテーテルを挿入し、人工心肺装置で血液を体外循環させる方法です。 カテーテルを大腿静脈から右房まで挿入して抜いた血を、人工肺で酸素化し、遠心ポンプで大腿動脈に送り込みます。 (図6) 図6 VAD(補助人工心臓) IABPやPCPSなどの補助循環治療を行なっても効果のない重症患者で、心臓移植の適応がある人の場合は、移植までのつなぎとして補助人工心臓を使います。 体外型と植込型があります。 日本では、移植後の5年生存率は91%、10年生存率は89%です。 食事療法 うっ血性心不全では、食事制限が重要です。 特に塩分の制限が求められます。 塩分を摂りすぎると体内の血液量が増え、心臓に負担をかけることになるからです。 摂取は1日6グラム以下に抑えましょう。 肥満により心臓に負担のかかっている人は、カロリーの制限が求められます。 動物性脂をなるべく避け、植物性脂を摂るようにしましょう。 過剰な水分の摂取も控えましょう。 コーヒーなどの刺激物や大量飲酒も避け、禁煙しましょう。 また、運動不足や肥満はリスク要因です。 過度の運動は心不全を悪化させますが、過剰な運動制限も循環調節力を衰えさせます。 状態に合わせた運動を行ないましょう。 1日に20~30分程度の有酸素運動(ウォーキングなどの息の切れない軽い運動)が望まれます。

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心臓リハビリと虚血性心疾患、心不全!リスク管理のための症状の理解!

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心不全を発症したことのある患者さんから当団体(旧ATTEND研究会を含む)宛にいただいたメールからのメッセージをまとめてみました。 是非、急性心不全のきっかけとなる生の患者さんの声を参考にしてください。 患者さんからの言葉をそのままに掲載してありますが、一部、理解し易い様にアレンジした部分がありますことをご了承ください。 そして、そのアドバイスに関して、当団体からのコメントも付記しました。 参考にしていただければ幸いです。 Aさんから こんな時心不全かも!! 心不全患者さんからのアドバイス なかなか気がつかない気温の変化などによって、徐々に徐々に体が冷えて行き、心不全の状態を発症。 エアコンなどの温度変化ではなく、天候による気温の変化が多い。 こういったときは、暑いお風呂に入ることで数分のうちに治る。 暑い室内に入れば10分程度で治る。 解説・コメントなど この患者さんは、気温が少しでもさがってくると心不全症状がでるとのこと。 具体的に、この患者さんの心不全症状は明らかではありませんが、おそらく軽い息切れが出てくるのだろうと推測されます。 では、何故、気温の変化が心不全症状発現に関係するのでしょうか? 心臓病の発症と気温や気候の関係については古くから様々な研究が行われていて、やはり寒い冬になると心臓病は発症しやすい様です。 しかし、 急性心不全と気温との関係については、あまり検討されていません。 数少ない検討の中で、イスラエルの急性心不全で入院した患者さんを対象とした報告( J Card Fail 12:114-119, 2006)をご紹介します。 12月から3月までの時期に 夜の気温が低いほど心不全の発症が多く、特に5度以下になるとその発症が増えることが分かりました。 この研究での温度変化は、1日の温度変化で検討しているため、温度そのものの変化がなんらかの影響を与えていることを示唆しています。 しかも、寒い日に入院した患者さんほど6ヶ月間の死亡率が高かったそうです。 この理由は、気温が下がることで末端の血管が縮んで、血圧が上がり、心臓に負担がかかるためと考えられます。 この背景には、心臓の働きを活発にする交感神経の活動性が高まることが関係しているのですが、この交感神経の活動性が亢進しすぎると心臓に悪さをすることが知られており、死亡率にも関係してきます。 また、気温以外に冬の時期は、 インフルエンザ等の感染症を契機に急性心不全を発症することが多いことも報告されていますので、注意が必要です。 もちろん、適切な暖め方があるので、詳細は心臓専門の先生にお聞きください。 このように、ひとりの患者さんの貴重な体験からいろいろな重要な心不全の起こる原因や予防法のヒントが隠れているのです。 Bさんから こんな時心不全かも!! 心不全患者さんからのアドバイス そんなこんなで、後で数えてみると、夏休み40日のうち実に半分の20日の昼食を家で食べてなかった。 当然のことながら、体にも無理が来ていたのである。 夏休みの終わり頃、なにげに体重計に乗った。 春から比べて2kgほど増えていた。 今まではどちらかというと夏やせしていた。 また、やっとこのくらいの体重になってきたということもあり喜んでいた。 しかし、何となく辛どく、顔や足が重たい感じがあった。 新学期の初日、家に帰って着替えをするときに驚いた。 靴下の模様が足にクッキリついているのである。 しかも、ゴムのところで見事に括れている。 足を指で押すと、指の形が残る。 解説・コメントなど 心臓の機能が低下すると血液の流れが悪くなります。 特に心臓の右側の部屋の機能が低下する、あるいは、負担がかかってくると、心臓に血液を戻りにくくなるので 足がむくんだり、首の血管(静脈)が腫れたり、さらに悪くなると肝臓が腫れたり、お腹に水が貯まったりします。 このようなことが起こる引き金としてBさんのように 疲労があります。 多くの方は、心臓の機能がもともと低下している慢性心不全の状態の方がこのような症状を起こすことが多いのですが、心不全で治療を受けられている方は是非注意していただきたいと思います。 そして、もうひとつ大変重要な心不全の症状が、Bさんの経験談からの中にあります。 それは 体重です。 食欲がない、あるいは そんなに食べていないのに体重が増えてくる場合、特に、足のむくみがある場合は、是非、心臓や腎臓が大丈夫かを医療機関にかかって検査を受けてください。 Cさんから 母は苦しんだのでしょうか? 急生心不全で、母を亡くしました。 夜だったため、見取ることが出来ませんでした。 母は苦しんだのでしょうか? 解説・コメントなど 苦しまない心不全はないと思います。 ただし、その苦しむ時間の長さはどのような急性心不全かにより異なります。 呼吸困難が強く数時間以内に意識が遠のき死に至るものから、呼吸はそれほど苦しくないければどもむくみが強くて動けないというものもあります。 前者の場合は、急激に進行するため一時的に苦しむものの、短時間で意識が遠のくので苦しいという自覚は少ないかもしれません。 一方、慢性的に徐々くる場合は、何日も動けず辛い思いを強いられるかもしれません。 40代女性の旦那様から 肺水腫ってしっていますか? 43歳の妻が急性心不全にて亡くなりました。 胸水が少し見られること(半月ほど前に風邪をこじらせました)ふくらはぎが、腫れている事意外原因不明、慢性の病気ではなく突発的としか言いようが無いと言われました。 亡くなる寸前に大きく嘔吐するような症状をして瞬時に固まりました。 胸の水を吐きそうになり心臓に負担がかかった?(空気を吐いたきり吸いませんでした)ふくらはぎの、むくみは血管が詰まっており、其れが心臓に詰まった?の意見をマッサージ師から可能性として聞きました、このような事が原因と考えられるでしょうか?どうしても原因不明では諦めきれません、ご意見お願いいたします。 解説・コメントなど 多くの急性心不全の患者さんは、呼吸困難を訴えます。 ATTEND研究でも、研究レポートにあるように約7割の方が呼吸困難を訴えています。 これは、肺から心臓への血液の流れが悪くなり、もともとスポンジのような臓器である肺が血液を溜め込んでしまうというものです。 これを 肺水腫といいます。 肺がうまく働かないわけですから、酸素がうまく取り込めなくなり、苦しくなるのです。 これが、電撃的に急にくる場合があり、重症な場合は1時間以内に死に至ることもあります。 このような急性心不全もよる肺水腫は、高血圧をわずらっていて治療を十分にうけられていないときに起こりやすいと考えられています。 ご質問の患者さんですが、入院する前から胸水があり、ふくらはぎの腫れがあったことから以前から慢性心不全があって、それが悪化して上述した肺水腫を起こしたと考えられます。 ただ、ふくらはぎの腫れが右か左一方で、突然呼吸困難や胸痛を訴えるような場合は、足の静脈から血の塊(血栓といいます)が血流にのって肺の血管につまり死に至るということがあります。 これは、肺血栓塞栓症といわれるもので、背景に、安静が長く動いていなかったり、癌があったり、あるいは、血液が固まりやすい病気がある場合に起こります。 50代女性の旦那様から 急性心不全で入院された患者様のご家族が感じた心不全の予兆は? 心アミロイドーシス(アミロイドと呼ばれる線維状の異常蛋白が心臓に沈着して機能障害を起こす病気)による心不全の急性増悪で、はじめて入院された患者さんの奥様の話。 「入院は家族にとっては寝耳に水に近かったです。 足のむくみを気にしたことはないし、家では安静にしているし、一緒に出かけることが多いわけではないので、主人が息切れしているのに、自分から気付くということはありませんでした。 ただ主人から、最近、息が切れる、倦怠感が強いという話は聞いていました。 その主人からの訴えが、家族にとっては唯一のサインであったように思います」 解説・コメントなど このように心不全を初めて起こされて入院した場合は、まさか自分の家族が心不全になるなんて思っていないのが普通ですので、傍から見た症状で気付くということは非常に難しいでしょう。 でも、 本人の訴えが唯一の手掛かりであったというのは、そんなに珍しいことではないかもしれません。 やはり家族が何かしらの症状を訴えたら、きちんと気に掛けてあげることが大切ということでしょう。 実際、この患者さんは、2ヶ月前から坂道階段歩行の息切れ、1ヶ月前からのむくみ、その後徐々に平地歩行での息切れが増悪して入院されています。 家族の方も、これらの症状が「心不全かもしれない?」と考える知識をもっていることが大切です。 65代男性の奥様から 急性心不全で入院された患者様のご家族が感じた心不全の予兆は? 僧房弁閉鎖不全(心臓内にある僧房弁という弁がうまく閉じないために血液が本来は、左室から全身にいくべきところが、左室から左房に逆流してしまう状態)による慢性心不全の悪化で入院された患者さんの奥様の話。 「主人は、入院するのが怖く、また我慢強いので、自分から苦しいとは言わないんです。 でも、いままで何回も入院をしていますが、大体、入院する数日前は、横になりたくないようです。 調子のいいときは、横になってテレビをみながらゴロゴロしているのですが、座ってテレビを見るようになってくるとまた心不全が悪くなったかなと最近、思うようになりました」 解説・コメントなど 心不全の患者さんは、悪くなるとこの患者さんのように横になると苦しくなります。 重力の関係で、横になると心臓に血液が戻り易くなる。 しかし、もどってきた血液を、肺を経由して全身にまた送り出すには、心臓が対応しきれない状態にあると肺に血液が滞って息苦しくなります。 これは、夜、寝ると1-2時間して、なんとなく寝苦しくて目が覚める、そして起き上がると少し楽になるという症状を指します。 このような状態になると、ほとんどの場合、入院治療が必要になります。 このように、ご家族の方も、自分たちは心不全をおこすことはないだろうと決め付けないで、心不全というものの症状を理解していることは非常に大切なことだと思います。 お互いに注意しあうことで、より早く病院を受診し、入院を回避できたり、簡単な治療で済むことがあるかもしれません。 自分は、心不全とは無縁と思わず、是非、心不全による症状を理解しておいてください。 その知識があれば、これからますます増えてくると考えられている心不全から大切な家族を救うことができるのですから。 医療者向けの新聞に掲載されて情報です 一般の方には、むずかしいと思いますが、医療従事者の中でも急性心不全は重要な課題になっています! 下記ページをご覧ください。 MEDICAMENT NEWS 第2207号 2015年9月15日 上記の心不全症状以外の方へ 心不全患者さん御本人からのメッセージやご家族が感じた心不全の予兆についての情報をお待ちしていますので、是非貴重な経験をご連絡ください。 個々の方々に個別でご返答はしかねますが、みなさまの貴重なご意見をホームページ上に反映させることで ご希望に添えればと思います。 ご意見・ご感想・ご質問の方はからお問い合わせください。

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急性心不全とはどんな病気か?

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虚血性心不全とは? に含まれる疾患の一つ。 心筋 (心臓を動かす筋肉)への血流が阻害されることで、心臓に疾患が起こります。 突然死の中で最も多い疾患です。 男性は45歳以上、女性は55歳以上で発症する可能性が増大します。 冷え込みが強くなる寒い冬に、多く発症する疾患。 死亡原因2位の病気 厚生労働省の「」によると、死亡原因の順位は次の通り。 がん 37万人• 心疾患 19万人• 肺炎 12万人• 脳血管疾患 11万人• 老衰 8万人 全ての 死亡者数の15%を占め、死亡率・死亡数ともに増加しています。 虚血性心不全で亡くなった著名人 昨年4月、松浦亜弥さんのモノマネで有名なお笑いタレントの前田健さん(享年44歳)が虚血性心不全でお亡くなりになったことは、記憶に新しいので覚えている人もいると思います。 他にも、俳優の栄太郎さん(享年81才)、歌手ハイ・ファイ・セットの山本俊彦さん(享年67才)、芸能リポーターの武藤まき子さん(享年71歳)らが、虚血性心不全でお亡くなりになっています。 突然死だけに本人はもちろん、残された家族や親しい人たちの悲しみは計り知れません。 突然死を避けるためにも、虚血性心不全はどのような症状があるのか確認していきましょう。 虚血性心不全の症状・予兆 心臓を動かす筋肉の血液不足で起こる「虚血性心不全」の主な原因は、次の疾患です。 「虚血性心不全」の主な原因 狭心症 【原因】 心臓の上にある冠動脈 (心筋にエネルギーを送り出す動脈)にプラークの固まりができ、血液の通り道を狭する。 【症状】 主に前胸部に締め付けられるような痛み、圧迫感が生じます。 放散痛 (原因部位とは離れた部位に現れる痛み)により、鳩尾 (みぞおち)から首や左肩に痛みが生じることもあります。 多くは15分以内に痛みが消失焼失します。 他の症状として 嘔吐、頭痛、呼吸困難、不整脈・動悸など。 心筋梗塞 【原因】 動脈硬化などの要因により血液の通り道を狭くする。 【症状】 胸部の強い痛みにより苦しみ悶える状態が15分以上続きます。 血液供給の不足状態が解消されない場合は数時間に及びます。 脈拍の上昇、血圧の低下、除脈、冷や汗を伴い、顔面は蒼白弐なり意識不明に陥ることもあります。 死に至ることもある疾患です。 次の「虚血性心不全の原因」を確認してみてください。 当てはまることがあるようなら、早急に生活習慣を改めるなど対応をする必要があります。 虚血性心不全の原因• 男性45歳以上、女性55歳以上の加齢• 家族の中に冠動脈の疾患がある• 喫煙している• 耐糖能の異常(境界型、糖尿病型)• 高コレステロール血症(総コレステロール220mg/dL以上あるいはLDLコレステロール140mg/dL以上)• 高トリグリセリド血症(トリグリセリド150 mg/dL以上)• 低HDLコレステロール血症(HDLコレステロール40 mg/dL未満)• メタボリックシンドローム• 精神的、肉体的ストレス ~引用:wikipedia~ 「親が病気だった」「〇〇になりやすい家系だから」なんて話を聞いたことがあると思います。 このような遺伝的要素以外にも、 病気になった家族と同じ生活習慣をすることが原因になることもあります。 例えば、甘い物・油料理が好き、喫煙、ストレスを抱えやすい思考など。 同居する病気になった 家族から受けた、悪い習慣が原因で同じ病気になりやすいという訳です。 虚血性心不全の予防・改善 先ずは、上記の原因を改善すること。 それに尽きます。 ただ、直ぐに「じゃあ薬で」というのは、根本的な解決にはなりません。 症状をごまかすだけで薬漬けになり、むしろ体は弱くなっていきます。 それよりも、心不全の原因のさらに、その原因は何なのか?ほぼ全ての原因になっているのが、 精神的ストレス もちろん、薬が必要な先天性の病をお持ちの人もいます。 しかし、そうでない人のほとんどが 生活習慣の乱れが原因といえます。 生活習慣が乱れる原因は 人間関係、 仕事のストレスなどの精神的ストレスが発端です。 暴飲暴食、深酒、喫煙など、健康を害する行動に走りがちです。 結果的に何らかの疾患になり、虚血性心不全のような命に係わる疾患に繋がるわけです。 高血圧、肥満、糖尿などに直接働きかける改善が必要な人もいるでしょうが、先ずは精神的ストレスをなくすこと。 言い換えると、 ストレスになる考え方を手放すこと 自意識過剰や、意地をはったり頑固になって我を通す事を止めるんです。 「人にどう見られるか・思われるか」より「自分がどう在りたいか・どう思うか」です。 上司や取引先の対応が気に入らないなら、受け止め方を変えるんです。 「相手を変える」より「自分が変わる」。 その方が早くて楽って言いますよね。 柔軟でバランスのとれた思考が、穏やかな精神状態を作り出します。 自分の力ではどうにもならない環境が原因であれば、その環境との関わりを断ち切ることも大切です。 「嫌われる勇気」 岸見 一郎、古賀 史健/著 心理学会の三大巨匠のひとり アルフレッド・アドラーの教えを、対話編形式でドラマチックに伝えています。 「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言するアドラー心理学は、現代社会にこそ必要な思想である、と勝手ながら断言させて頂きます。 読み終わった後に、 嫌われる勇気=「生きる勇気」が湧いてきます。 一人でも多くの人に読んでほしい!そう思わせる一冊です。 根本的な精神的ストレスを理解せずに禁煙、ダイエットなどしても、多くの人がリバウンドします。 喫煙、過食の原因である精神的ストレスを改善しない限り、喫煙、過食などで気を紛らわす事を繰り返してしまいます。 これでは自ら自尊心まで傷つけてしまい、精神的・肉体的に負のスパイラルに陥いってしまうこともあります。 栄養素別に含有量の多い食品をランキング形式で確認できます。 気になる栄養素が多く含まれている食品を調べたい時にとても便利です。 どれも簡単にできることばかりです。 つまり、人間が本来持っている 自然治癒力を高める。 日常の生活で少しだけ取り入れるだけで、健康というのは以外と簡単に維持できます。 でも、継続してやらなければ意味がないですよね。 なると、少し大変かなと思いますが、大丈夫!行動や思考というのは21日継続して行うことで、その後はほぼ無意識で行うことができる習慣、ルーティン化すると言われています。 こちらの本で紹介されています。 逆を言えば、意識して取り組まなければ21日継続する前にあきらめてしまう、ということもありえます。 それでは勿体ないですね。 約3週間で一生もののメソッドが身に付く!こういったメリットを意識しながら継続すれば、気が付けばアッという間に21日なんて経過します。 本当に簡単にできることばかりです。 今回は虚血性心不全の記事でしたが、幅広い疾患に対して当てはまる内容です。 どうせ生きるなら、精神的・肉体的に健康でいたいものです。 「病は気から」精神と肉体は互いに影響を受けています。 日に日に寒さが募りますが、どうぞ皆さまご自愛ください。 心疾患が気になる人は、こちらの記事がおすすめです。 ・ ・ ・ ・ ・ ・.

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