けうらなること世になく。 運動の重要性とその効果|健康のつくりかた|タニタ

ディスクを読み込まないなど、DVDレコーダー/プレーヤーの不調の対処法

けうらなること世になく

なりまさる=ますます~となっていく。 まさる=ラ行四段動詞「増さる」の連体形、増える、強まる この子は、育てるにつれて、すくすくと大きく成長していく。 三月ばかりになるほどに、よきほど なる人になり ぬれ ば、髪上げなど さうして、髪上げ させ、 裳 も 着 す。 さうし=サ変動詞「相す」の連用形、あれこれ手配する させ=使役の助動詞「さす」の連用形、接続は未然形。 「す・さす・しむ」には、「使役と尊敬」の二つの意味があるが、直後に尊敬語が来ていない場合は必ず「使役」の意味である。 三か月ほど経つうちに、人並みの背丈である人になってしまったので、髪上げなどの儀式をあれこれと手配して、髪を結い上げさせ、裳を着せる。 ず=打消の助動詞「ず」の連用形、接続は未然形 いつき=カ行四段動詞「傅く(いつく)」の連用形、髪に仕えるように大切に育てる 几帳の中からも出さず、大切に育てる。 この児の かたち けうらなること 世になく、屋の内は暗き所なく光満ち たり。 かたち=名詞、姿、外形、顔つき けうらなる=ナリ活用の形容動詞「清らなり」の連体形、美しい 世になく=ク活用の形容詞「世になし」の連用形、この世にいない。 この上ない、またとない。 身分が低い。 たり=存続の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 この子の容貌の清らかで美しいことはこの世に比べるものもないほどで、家の中は暗い所もないぐらい光が満ちている。 翁、心地 あしく苦しき時も、この子を見れ ば、苦しき事も止み ぬ。 腹立たしきことも慰み けり。 あしく=シク活用の形容詞「悪し」の連用形。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形 翁は、気分が悪く苦しい時も、この子を見ると、苦しい気持ちもおさまってしまう。 腹立たしい気持ちも慰むのだった。 翁、竹取ること久しくなり ぬ。 勢い猛の者になり に けり。 ぬ=完了の助動詞「ぬ」の終止形、接続は連用形 に=完了の助動詞「ぬ」の連用形、接続は連用形 けり=過去の助動詞「けり」の終止形、接続は連用形 翁は、竹を取ることが長く続いた。 勢力の盛んな者になった。 この子いと大きになり ぬれ ば、名を 三室 みむろ 戸 と 斎部 いむべ の 秋田 あきた を呼びてつけ さす。 さす=使役の助動詞「さす」の終止形、接続は未然形。 「す・さす・しむ」には、「使役と尊敬」の二つの意味があるが、直後に尊敬語が来ていない場合は必ず「使役」の意味である。 この子がたいそう大きくなったので、名前を三室戸斎部の秋田を呼んで名付けさせる。 秋田、なよ竹のかぐや姫とつけ つ。 つ=完了の助動詞「つ」の終止形、接続は連用形 秋田は、なよ竹のかぐや姫と名づけた。 このほど三日 うちあげ遊ぶ。 よろづの遊びを ぞ し ける。 うちあげ=ガ行下二段動詞「うちあぐ」の連用形、宴会を開く ぞ=強調の係助詞、結びは連体形となる。 係り結び。 し=サ変動詞「す」の連用形、する ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。 係助詞「ぞ」を受けて連体形となっている。 係り結び。 係り結びとなる係助詞は「ぞ・なむ・や・か・こそ」とあるが、「ぞ・なむ・や・か」の結びは連体形となり、「こそ」の結びは已然形となる。 「ぞ・なむ・こそ」は強調の意味である時がほとんどで、訳す際には無視して訳す感じになる。 「よろづの遊びをぞしける。 」 この時三日間、宴会を開いて管弦の遊びをした。 あらゆる管弦の遊びをした。 男はうけきらは ず呼び集つどへて、いと かしこく遊ぶ。 ず=打消の助動詞「ず」の連用形、接続は未然形 かしこく=ク活用の形容詞「畏し/賢し(かしこし)」の連用形。 連用形だと「たいそう、非常に」の意味。 その他の意味として、恐れ多い、尊い。 もったいない、かたじけない。 賢い、優れている。 男はだれかれかまわず呼び集めて、たいそう盛大に管弦の遊びをする。 世界の男、 あてなるもいやしきも、 いかでこのかぐや姫を得 てしかな、見 てしかなと、 音に聞き めでて惑ふ。 あてなる=ナリ活用の形容動詞「貴なり(あてなり)」の連体形、身分が高い、高貴である。 上品だ、優雅だ。 いかで=副詞、願望を表す、なんとかして、どうにかして てしかな=願望の終助詞、~たいなあ 音に聞く=うわさに聞く。 有名である。 めで=ダ行下二段動詞「めづ」の連用形、愛する、心惹かれる。 褒める、賞賛する 世の中の男は、身分が高い者も低い者も、どうにかしてこのかぐや姫を妻にしたいものだ、見たいものだと、うわさに聞き、心惹かれて思いが乱れる。 ひとつ前はこちら 原文・現代語訳のみはこちら -.

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『竹取物語』の原文・現代語訳1

けうらなること世になく

家具職人としても腕をふるう岩本さん。 某スーパーの依頼で製作した陳列台(下部)。 想像から創造へ向かう楽しい時間。 日本人の感性に調和した「けうら」なデザインを! 現代の日本の住まいに、日本人の感性に調和した家具を提案したい。 長く愛用される「けうら」なデザインの仕事をしたいと、岩本さんはグラフィックデザイナーから家具デザインの世界に飛び込んだ。 社名のキーワードともなっているこの「けうら」とは、平安時代の古語で、日本人がはじめて美的なものを形容して使った言葉だそうだ。 「竹取物語」の中で、美しく成長した「かぐや姫」をさして「けうらなること世になく」という風に使われている。 洗練されて美しい様をいい、岩本さんが追求する家具デザインにおける精神的な支柱ともなっている。 こうした彼の思いを、静岡県産のヒノキ・スギを使用して具現化したのが「HINOKICRAFT」というオリジナルブランド。 「装飾しないことがデザイン」というコンセプトに基づいて生み出されたシンプルな家具は、木の素材感を生かす有機質塗装の配慮と相まって、一般の家庭をはじめ、学校や幼稚園、スーパーなど、幅広いユーザーから支持されている。 家具づくりをはじめて8年。 いま、岩本さんが、不安に思っているのは、日本の森は針葉樹が多すぎるということだそうだ。 もっと広葉樹の森が増えれば、落ち葉が土を育て、キノコ類など小動物のエサも豊かになる。 木目の表情が豊かな広葉樹は、家具づくりの素材としても面白いという。 バランスの良い森林形成、そして森の手入れができれば、川が生き返り、海が豊かになる。 結果として地域の私たち住民が、その恩恵にあずかることができる。 そんな森づくりのために自分も協力したいと、岩本さんは語ってくれた。

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摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ。

けうらなること世になく

野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。 名をば、さかきの造となむいひける。 =今となっては昔のことだが、竹取の翁という者がい た。 野山に分け入って竹を取ってはそれを様々なこ とに使っていた。 名はさかきの造と言った。 その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。 あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。 それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。 =その竹の中に根元が光る竹が一本あった。 不思議に 思って近寄って見ると、筒の中が光っていた。 それ を見ると、背丈が三寸程である人がたいそう可愛ら しい様で座っていた。 【二】<かぐや姫を養い勢力が盛んになるの翁> 翁言ふやう、「我朝ごと夕ごとに見る竹の中におはするにて、知りぬ。 子となり給ふべき人なめり。 」とて、手にうち入れて家へ持ちて来ぬ。 =翁が言うことには、「私が毎朝毎夕に見る竹の中に いらっしゃるので分かった。 我が子とおなりになる はずの人であるようだ」と思って、手の平の中に入 れて家へ持って帰った。 妻の嫗にあづけて養はす。 うつくしきこと限りなし。 いと幼ければ籠に入れて養ふ。 =妻の嫗に預けて養育させる。 可愛らしいことはこの 上もない。 たいそう幼ないので籠に入れて育てる。 竹取の翁、竹を取るに、この子を見つけてのちに竹取るに、節を隔ててよごとに金ある竹を見つくること重なりぬ。 かくて翁やうやう豊かになりゆく。 =竹取の翁は竹を取って(物を作るような)生活して いたが、この子を見つけて後に竹を取っていると、 節を隔ててその節の間ごとに黄金が入っている竹を 見つけることが度重なった。 こうして翁は次第に裕 福になっていく。 【三】<三か月後に成人する美しいかぐや姫> この児、養ふごとに、すくすくと大きになりまさる。 三月ばかりになるほどに、よきほどなる人になりぬれば、髪上げなどさうして、髪上げさせ、裳も着す。 =この幼児は養育するうちに、すくすくと大きく成長 していく。 三ケ月位になる頃に、背丈が人並みの適 齢期である人になったので、髪上げなどの儀式(成 人式)をあれこれと手配して、髪を結い上げさせ裳 も着せる。 帳の内よりも出ださず、いつき養ふ。 =部屋に垂れ下げた垂れ衣の中からも出さず、大切に 養育する。 この児のかたちのけうらなること世になく、屋の内は暗き所なく光満ちたり。 翁、心地あしき苦しき時も、この子を見れば、苦しき事も止みぬ。 腹立たしきことも慰みけり。 =この子の容貌の清らかで美しいことは世の中に比べ るものがない程で、家の中は暗い所がないほど光が 満ちている。 翁は気分が悪く苦しい時も、この子を 見ると苦しい事も治まってしまう。 腹立たしいこと も気持ちが慰むのだった。 翁、竹取ること久しくなりぬ。 勢い猛の者になりにけり。 =翁は(黄金の入った)竹を取ることが長く続いた。 (それで)勢いの盛んな有力者になってしまった。 【四】<世の男全てが惑わされるかぐや姫> この子いと大きになりぬれば、名を三室戸斎部の秋田を呼びてつけさす。 秋田、なよ竹のかぐや姫とつけつ。 =この子がたいそうと大きくなったので、名前を三室 戸斎部の秋田を呼んで付けさせる。 秋田はなよ竹の かぐや姫と名付けた。 このほど三日うちあげ遊ぶ。 よろづの遊びをぞしける。 男はうけきらはず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ。 =この命名した三日間、宴会を開き管弦の遊びなどを する。 あらん限りの詩歌・管弦・舞などの遊びをし たという。 男は誰も彼も受け入れ呼び集めて、たい そう盛大に管弦の遊びなどをする。 世界の男、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐや姫を得てしかな、見てしかなと、音に聞きめでて惑ふ。 =世の男たちは身分が高い者も低い者も、何とかして このかぐや姫を妻にしたいものだ見てみたいものだ と、噂に聞き心惹かれて思い乱れていた。

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