甲状腺 クリーゼ 原因。 甲状腺機能低下症の原因による分類

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)に関するQ&A

甲状腺 クリーゼ 原因

概要 甲状腺クリーゼとは、を代表として甲状腺機能が過剰になる病気を基礎に発症する病態です。 基礎となる病気のコントロールが不十分になった時に、何かしらのストレスが加わることで突然様々な臓器に障害が起き、生命に危機が及ぶ状態のことを甲状腺クリーゼと呼びます。 本邦においては、年間250件ほどの甲状腺クリーゼが発症していると考えられています。 甲状腺クリーゼの症状は、不穏などの中枢神経障害、発熱、症状、悪心嘔吐などの消化器症状です。 したがって、に対してのより特異的な治療に加えて、循環・呼吸のサポート、原因となったストレスの対処など、多角的な視点からの治療を行うことが必要不可欠な病態であると言えます。 原因 甲状腺クリーゼとは、何かしらのストレスがきっかけとなり、甲状腺機能が過剰に亢進している状態を指しますが、病気の発症には甲状腺から分泌される「甲状腺ホルモン」が重要な役割を担っています。 代謝とは摂取した脂肪や炭水化物などからエネルギーを作り出すことを言いますが、甲状腺ホルモンはこの代謝を促進させることで、体を活発に動かすよう働きかけます。 さらに甲状腺ホルモンは交感神経を刺激します。 具体的には脈を速めるなどの作用があり、常に「小走りで体が動いているような状況 活動状態 」に体を調整します。 このように甲状腺ホルモンは、例えるならば「体のアクセルを踏む」「体を元気にする」などの役割を果たしています。 しかし甲状腺クリーゼでは甲状腺ホルモンによる効果が強く出すぎている状態です。 身体の各臓器において、甲状腺ホルモンの作用に対応することができなくなり全身各種臓器に渡る症状が出現するようになります。 甲状腺クリーゼを引き起こしうるストレスとしては、甲状腺そのものに関連したものと、甲状腺とは関係のないものに分けることができます。 甲状腺に関連した誘因としては、薬の不規則な服用や中止・甲状腺の手術・甲状腺ホルモン製剤の大量の服用などがあります。 一方、甲状腺に直接関係しない誘因としては、感染症・甲状腺以外の臓器手術・・・分娩・副腎皮質機能不全・ヨウ素系造影剤投与・・肺血栓・塞栓症・・抜歯・強い情動ストレスや激しい運動などにより甲状腺ホルモンが過剰になって発症することもあります。 症状 甲状腺クリーゼでは、全身各種臓器に甲状腺ホルモンの作用が過剰に生じており、それに関連した症状を見るようになります。 甲状腺ホルモンは脳に対しても働きかけるため、甲状腺クリーゼになった場合は興奮、錯乱状態といった中枢神経障害の症状が出ることがあります。 大声で叫ぶ・暴力をふるう・けいれん・昏睡・幻覚や錯覚を見る 譫妄 せんもう ・すぐに意識が混濁する傾眠、などの症状を見ることがあります。 こうした症状を示す時には患者さんからの情報収集は不明瞭になることもあり、甲状腺クリーゼの基礎疾患である「」を有するかどうかが病院受診時には明らかにならないこともあります。 そのため、中枢神経に関連した症状は、治療介入が遅れる危険性がある症状とも言えます。 その他、発熱・・・呼吸器不全・・DIC(全身の血管内で無秩序に血液凝固反応が起こる「」)・消化器症状(下痢や嘔吐など)などの症状を見ることがあり死に至ることがあります。 なお一命を取り留めた場合も、脳障害、、などの後遺症を合併することもあります。 治療 甲状腺クリーゼの治療は、過剰に亢進している甲状腺ホルモン産生や分泌を抑制するための特異的な治療に加えて、全身各種臓器で出現している症状に対しての対症療法に大きく分けることができます。 甲状腺そのものに働きかける治療方法としては、甲状腺ホルモンの産生・分泌を抑えるため無機ヨウ素薬(無機ヨード)であるヨウ化カリウムや内用ルゴール液を私用します。 その他甲状腺のホルモンを合成する機能を押さえる大量の抗甲状腺剤=チアマゾールやプロピルチオウラシルと無機ヨードを投与することも有効です。 また、副腎皮質ホルモンであるヒドロコルチゾンが投与されることもありますが、これにより活性化作用の強い甲状腺ホルモンが産生されるのを抑制することが期待されます。 ステロイドを投与することは、甲状腺クリーゼ時に合併することの多い急性副に対応する意味合いもあります。 脱水を伴うこと多いため、輸液を行うことも必要になります。 甲状腺クリーゼでは黄疸を発症することもあるため、これに対応して血漿交換が行われることもあります。

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甲状腺機能亢進症

甲状腺 クリーゼ 原因

概要 甲状腺クリーゼとは、を代表として甲状腺機能が過剰になる病気を基礎に発症する病態です。 基礎となる病気のコントロールが不十分になった時に、何かしらのストレスが加わることで突然様々な臓器に障害が起き、生命に危機が及ぶ状態のことを甲状腺クリーゼと呼びます。 本邦においては、年間250件ほどの甲状腺クリーゼが発症していると考えられています。 甲状腺クリーゼの症状は、不穏などの中枢神経障害、発熱、症状、悪心嘔吐などの消化器症状です。 したがって、に対してのより特異的な治療に加えて、循環・呼吸のサポート、原因となったストレスの対処など、多角的な視点からの治療を行うことが必要不可欠な病態であると言えます。 原因 甲状腺クリーゼとは、何かしらのストレスがきっかけとなり、甲状腺機能が過剰に亢進している状態を指しますが、病気の発症には甲状腺から分泌される「甲状腺ホルモン」が重要な役割を担っています。 代謝とは摂取した脂肪や炭水化物などからエネルギーを作り出すことを言いますが、甲状腺ホルモンはこの代謝を促進させることで、体を活発に動かすよう働きかけます。 さらに甲状腺ホルモンは交感神経を刺激します。 具体的には脈を速めるなどの作用があり、常に「小走りで体が動いているような状況 活動状態 」に体を調整します。 このように甲状腺ホルモンは、例えるならば「体のアクセルを踏む」「体を元気にする」などの役割を果たしています。 しかし甲状腺クリーゼでは甲状腺ホルモンによる効果が強く出すぎている状態です。 身体の各臓器において、甲状腺ホルモンの作用に対応することができなくなり全身各種臓器に渡る症状が出現するようになります。 甲状腺クリーゼを引き起こしうるストレスとしては、甲状腺そのものに関連したものと、甲状腺とは関係のないものに分けることができます。 甲状腺に関連した誘因としては、薬の不規則な服用や中止・甲状腺の手術・甲状腺ホルモン製剤の大量の服用などがあります。 一方、甲状腺に直接関係しない誘因としては、感染症・甲状腺以外の臓器手術・・・分娩・副腎皮質機能不全・ヨウ素系造影剤投与・・肺血栓・塞栓症・・抜歯・強い情動ストレスや激しい運動などにより甲状腺ホルモンが過剰になって発症することもあります。 症状 甲状腺クリーゼでは、全身各種臓器に甲状腺ホルモンの作用が過剰に生じており、それに関連した症状を見るようになります。 甲状腺ホルモンは脳に対しても働きかけるため、甲状腺クリーゼになった場合は興奮、錯乱状態といった中枢神経障害の症状が出ることがあります。 大声で叫ぶ・暴力をふるう・けいれん・昏睡・幻覚や錯覚を見る 譫妄 せんもう ・すぐに意識が混濁する傾眠、などの症状を見ることがあります。 こうした症状を示す時には患者さんからの情報収集は不明瞭になることもあり、甲状腺クリーゼの基礎疾患である「」を有するかどうかが病院受診時には明らかにならないこともあります。 そのため、中枢神経に関連した症状は、治療介入が遅れる危険性がある症状とも言えます。 その他、発熱・・・呼吸器不全・・DIC(全身の血管内で無秩序に血液凝固反応が起こる「」)・消化器症状(下痢や嘔吐など)などの症状を見ることがあり死に至ることがあります。 なお一命を取り留めた場合も、脳障害、、などの後遺症を合併することもあります。 治療 甲状腺クリーゼの治療は、過剰に亢進している甲状腺ホルモン産生や分泌を抑制するための特異的な治療に加えて、全身各種臓器で出現している症状に対しての対症療法に大きく分けることができます。 甲状腺そのものに働きかける治療方法としては、甲状腺ホルモンの産生・分泌を抑えるため無機ヨウ素薬(無機ヨード)であるヨウ化カリウムや内用ルゴール液を私用します。 その他甲状腺のホルモンを合成する機能を押さえる大量の抗甲状腺剤=チアマゾールやプロピルチオウラシルと無機ヨードを投与することも有効です。 また、副腎皮質ホルモンであるヒドロコルチゾンが投与されることもありますが、これにより活性化作用の強い甲状腺ホルモンが産生されるのを抑制することが期待されます。 ステロイドを投与することは、甲状腺クリーゼ時に合併することの多い急性副に対応する意味合いもあります。 脱水を伴うこと多いため、輸液を行うことも必要になります。 甲状腺クリーゼでは黄疸を発症することもあるため、これに対応して血漿交換が行われることもあります。

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甲状腺機能低下症の原因と症状・検査・治療・もし放置していると…。

甲状腺 クリーゼ 原因

Language• 当院について• 外来・検査・入院のご案内• 甲状腺と副甲状腺の病気• 甲状腺疾患の治療• ヨウ素と甲状腺の関係• 診療実績と病院情報の公表• レシピのご紹介• 亜急性甲状腺炎 亜急性甲状腺炎とは 亜急性甲状腺炎は甲状腺の痛みや発熱を伴い、甲状腺に炎症が起こる病気です。 「亜急性」の症状は「急性」より長く続きますが、慢性的に続くわけではありません。 男性より女性に12倍程多く、30~40歳代の女性に多く発症します。 原因 亜急性甲状腺炎の原因はまだ明らかになっていません。 風邪のような症状に続いて起こることが多く、発症にウイルスが関与しているのではないかと考えられていますが、結論はでていません。 症状 亜急性甲状腺炎の症状は、炎症が強いときに一時的に現れますが自然に改善します。 (1)炎症による症状• ・甲状腺の痛み 嚥下時や触った時に痛みを感じるくらいの軽いものから、何もしなくても耳や胸まで放散するような強い痛みまで様々です。 ・甲状腺のはれ甲状腺全体や左右片方のみが硬くはれます。 はれも痛みも左から右など時間とともに位置が移動することが特徴的です。 ・発熱微熱~高熱様々です。 発熱を明らかに認めない場合もあります。 (2)甲状腺ホルモンによる症状 甲状腺に炎症がおこると甲状腺ホルモンを作る濾胞細胞が壊れ、甲状腺内に蓄えられていた甲状腺ホルモンが血中に出てきます。 そのため血中の甲状腺ホルモン値が高くなり、バセドウ病と似た動悸、息切れなどの症状が現れます。 一時的な甲状腺ホルモン高値の時期がすぎると甲状腺ホルモンは一旦減り、その後次第に正常化します。 ホルモンが減っているときにはあまり症状はありません。 検査 以下の検査と症状から診断します。 (1)血液検査• ・炎症の指標であるCRPが高値となります。 ・甲状腺の細胞が壊れるので、血液中の甲状腺ホルモンやサイログロブリンの値が高くなります。 (2)超音波検査• ・甲状腺の腫れや炎症性変化を認めます。 (3)アイソトープ(放射性ヨウ素)検査• ・甲状腺ホルモンが高くなる他の病気と区別が必要なときに行います。 治療 自然に軽快する病気です。 しかし、発熱や痛みが強いときやホルモン高値のため頻脈があるようなときは、症状に対して薬を服用します。 ・発熱・痛みに対して副腎皮質ホルモンか非ステロイド性抗炎症薬を症状の程度で選択します。 副腎皮質ホルモンは症状に合わせて通常2~3ヶ月間で徐々に薬の量を減らします。 急に自己中断はしないでください。 ・頻脈に対して症状がある場合は脈を抑える薬を併用することもあります。 転帰 ほとんどの方が2~3ヶ月で症状が消失し、甲状腺ホルモン値も正常化します。 しかし、一部には甲状腺機能が低下したままになり、甲状腺ホルモン薬を内服しなければならない方もいます。 再発は稀ですが10年以上経って起こることがあります。

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