コロナ 手洗い ポスター。 海プロinしまねオリジナル〝手洗い〟ポスター 動くよ!

【コロナ対策】マスク着用・手洗い・体温測定・消毒のお願いポスター 無料ダウンロード

コロナ 手洗い ポスター

ブログを書こうと思ってサイトを開いたら、前回の記事からもう2ヶ月以上経ってしまっていました。 さて、今回久しぶりに書こうと思ったのは昨日突然思い立って作ったポスターのことです。 まだ不確定ではありますが、うちの子たちの学校は今月のうちには再開される見通しになっています。 学校から詳しいお話はまだ降りてきていませんが、ここまでの1ヶ月以上外出を自粛して自宅で過ごしてきた子どもたちを親の目の届かないところに毎日出すことになるかもしれない。 そう思った時「改めてどんなことができるだろう」と考え、感染予防対策を視覚的に意識できるようなツールが作りたいな、と思いました。 視覚優位のを含む我が家の4人の子どもたちに向けて ・あまり詰め込みすぎず ・パッと見て理解しやすく ・押し付けがましくない そんなポスターが作りたいな、と思って作ったものをに上げてみたらみなさんが改善のための案をいくつか出してくれて、またーとしても活躍されているお友達のまうどん( maudon さんが私の無茶ぶりに応えて快くイラストを入れてくれて、今朝、完成版が出来上がりました。 あんまり素敵なものができたので、自分たちだけで使うのはもったいない!と思いにアップしています。 登校が再開される(と想定される)うちの子たちに改めて感染予防対策を伝えるためのポスターを作りました。 お友達のまうどん()さんがご好意でイラストをつけてくれて、すごく素敵に仕上がったのでアップします。 個人使用の範囲に限り、ご自由にどうそ! — イシゲスズコ suminotiger ここにも貼っとこう。 でも触れていますが、今回はあえてクレジットなど入れずに作っています。 お子さんに対する啓蒙のために使って頂けるのであれば、個人使用の範疇で自由に利用していただいて構いません。 お子さんに合わない部分はご自宅で書き換えたりしていただくのも構いません。 早速で悪意を感じる改変をされているケースを見かけたので声をかけさせていただきましたが、啓蒙の目的以外で使ったり、お子さんに合わせる以外の目的での改変やその流布などはやめてください。 あくまでもみなさんの善意ある使用を前提として、子供達のために役立てていただければ、と言う気持ちで公開しているものです。 ここからは、さらにこのポスターに込めた思いや取り上げた項目について書いてみようと思います。 こんな風に使って欲しい、と言う2つのお願いがあります 1つめ…口うるさく言わないでね、という願い このポスターは、壁に貼って「これを守れ」とだけ要求するために作ったわけではありません。 そのように利用するな、と私が強制することはできませんが、もし使っていただけるならそんな風にならないといいなぁ、という願いを持っています。 まず、大前提としてこれらの項目を「絶対守れ」と押し付けて欲しくないのです。 ただでさえ社会的に混乱している中で、大人と同じか、それ以上に子どもたちもストレスを感じて暮らしていると思います。 そんな中で、大人でも全部守るのが難しいこれらの項目を「絶対守れ」と押し付けられるのはどれだけ辛かろうかと思うのです。 私がこのポスターを作った一番の目的は、 大人がチクチクと言葉で注意するのを極力減らし、子ども自身がちらっと見たときに視覚的に意識する役に立てるためです。 大人の注意はもちろん必要なことだけれど、頭でわかっていることを何度も繰り返し言われることは子どもたちにとってもストレスになるし、を削ることにもなりかねません。 大人が注意する回数をなるべく減らすため、頭ではわかってるだろう子どもたちがちらっと見た時に意識しやすいように、と思って視覚的に見やすいポスターにしています。 子どもが複数いるところで使用する場合、これを理由に子ども同士で注意し合う環境にするのも避けてほしいなぁと思っています。 そんなために作ったわけではないのです。 言葉で指導してすぐ理解して行動に移せる子ばかりではありません。 このポスターはむしろそんな子たちのためにあります。 行動に移せないこともあるけど、これをちらっと見た時に「あっ!」って思う機会が1日1回でもあったら、それでこのポスターの意義は十分にあったと思っていいと思うのです。 逆にこのポスターが、そんな子たちを苦しめたり縛ったりするものになることはとても悲しいことです。 どうか、そんな使い方はなさらないよう、お願いします。 あと、学童や塾などの大勢の子が集まるところや兄弟間などで「注意し合う」ために使うのもできれば控えてもらえたら幸いです。 みんなでなるべく守れたらとっても素敵なことだけれどみんながみんな守れるわけじゃないからこのポスターの意味があるわけで、できる子には本当は必要のないものです。 無理なくできる(ように見える)子たちはそれだけでとても偉いしすごく頑張っているので、どうぞそこを褒めてあげてください。 そして、ちょっと苦手な子たちのためのポスターなのでそっと見守ってあげてほしいと伝えてあげてください。 2つめ…まず話し合ってみてね、という願い の特性があるうちの子の中には、納得のいかないことに取り組むハードルがとても高い子もいます。 なぜそうする必要があるのか、なぜこれをしろと言われるのか、仕組みや理由を説明されることなくただやれと押し付けられることに強く反発する傾向があります。 そのため、家でも何かを求める時には細かく背景を説明して本人の納得のいくまで話をする時間をとったり、思春期に入ってからはLINEなどを使ってことの経緯を送って本人の気持ちを整理するための時間をとってもらったりするようにしています。 このような、子どもに対する説明について必要のないお子さんもいるのかもしれません。 (少なくともうちの子は4人ともそれなりに必要なのでなるべく気をつけています) でも、ただ押し付けられるより内容を理解している方が苦手なことに取り組むモチベーションも少しは上がるんじゃないかな、なハードルは下がるんじゃないかな、と思っています。 このポスターも、なんだかわからないけどやれと言われる、守れと言われる、というよりは、ひとつずつの項目について「どうしてこうした方がいいのか」を大人が説明してあげられたらな、話す時間が持てたらより良い使い方をしてもらえるんじゃないかな、と思っています。 そして、理解が伴っているからこそ1つめに挙げた、チクチクと言わなくても本人が意識しやすいようなサポート(今回はポスター)を使うことでより効果が上がりやすく、また子どもたちにとっても「守れた!」「できた!」という経験を積みやすくなるんじゃないかな、と思っています。 お忙しい中だろうとは思いますが、もしお家や学童、塾などでこのポスターを利用されることがあったら、お子さんたちとひとつずつの項目についてお話をしてみてください。 どれも守った方がいい理由がある、自分たちの安全のために必要なことばかりを挙げています。 ひとつずつの項目について【小さい子バージョン】 お子さんとお話をするときの参考にしていただくために、それぞれの項目を選んだ理由を詳しく書いておきますね。 小学生は特に、鼻をほじる行為への注意が必要だと思います。 鼻の中には息を吸い込んだ時に空気と一緒にウイルスが入ってきて、鼻毛にたウイルスがついている可能性があります。 それを指につけてしまうことで、食べ物を食べた時に口から自分の体に入ったり、どこかを触ることでウイルスをあちこちにつけてしまうかもしれません。 マスクをつけているときはマスクの表面を触らないことも大切です。 マスクをしていてもこれは完全には防げません。 布マスクだとかなり飛び散ってしまう可能性があるので腕などで飛び散らないようガードする必要があります。 このとき、手のひらを使ってしまったら手のひらにそのウイルスがついてしまうのでなるべく手のひらは使わないようにし、もし手のひらを使ったらすぐ洗うようにしましょう。 たくさんの人が特に触る部分なので、手についているウイルスが付着しやすい部分です。 おそらく学校ではここを数時間おきに消毒するなどの配慮はなされているだろうとは思いますが、ドアの持ち手をなるべくで触らないよう気をつけるだけでもウイルスを手につける可能性はかなり下がるのではないかと思い、項目の中に入れました。 腕で押したり、ハンカチをガードに使ったり、工夫の仕方はお子さんや学校の状況により様々だと思うので、お子さんに合ったガードの仕方を一緒に話してみると良いかもしれませんね。 肩を抱いたり、ハイタッチをしたり、手を繋いだり。 子ども同士でついやってしまう習慣の中にもウイルスを広げてしまう行為があるということを知っておく必要があると思います。 書いてはいませんが、マスクをさわったときにも手を洗った方が良いとは思うので、なるべく触る回数を減らすためにも一度つけたらマスクを触らない方がいいかもしれない、というのも話してみるといいかもしれません。 とても危険です。 飛び散った唾液が床に付着すること、床全体の消毒はなかなか難しいためウイルスが長時間残りやすいこと、歩き回る足の裏について広範囲からウイルスが集まる可能性も高いと思います。 上履きは学校で脱いで買えると思いますが、は底にウイルスをくっつけたまま家の中に持ち帰ってしまう可能性もあります。 自宅では逆に、持ち帰った荷物を玄関から奥に入れないとか、消毒するなどの対策も効果があるかもしれませんね。 20秒の数え方についてはどんな歌を歌うといいとかネット上にいろんなアがあるので参考にしてもいいと思います。 お子さんに考えてもらうのも楽しいかもしれません。 「うがいも入れたほうが」という声もいただきました。 うちでも帰宅後は手洗いうがい、と声はかけています。 悩みましたが、うがいは吐き出した水で感染をかえって広げるのでは、という説もいただいたので今回は入れていません。 各ご家庭の判断でお子さんと話し合うと良いかなと思います。 ひとつずつの項目について【お兄さんお姉さんバージョン】 ここからはちょっと大きいお兄さん向け。 我が家だと中高生の上3人に向けた注意喚起です。 トイレにも持ち込んだりすることも多いですし、トイレから出たら手は洗うけどは洗いませんよね… そんなについているかもしれないウイルスをこまめに除去しておきましょう、という注意です。 外出自粛が長く続いている彼らならそのくらい、と思うかもしれませんが、やはりここも念を押しておきたかったところです。 友達と会う時間ができれば、その間に何かを飲み食いする可能性も当然想定されます。 (なるべくするなと言って素直に聞く年齢ではないですから) 口をつける食べ物をシェアしないのは当然ですが、袋菓子に一緒に手を伸ばすのもウイルスが付着する可能性もあり、ハイリスクだと思います。 我が家ではなるべく、外から帰ってきたらその足でお風呂場に直行してもらって衣類は洗濯機へ入れ、入浴してもらうようお願いする予定です。 でも、ウイルスの蔓延する環境の中で自分がウイルスに負けない体を保つことの大切さを考えてほしい、という願いを込めて入れています。 おわりに ポスター作成に込めたいろいろな思いや願いを詰め込んだらとても長くなってしまいました。 少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです。 そしてうちの息子たちのように、縛られることやめんどくさいことがが大嫌いで、楽しいことが大好きで、ふざけたりたりすることで不安を紛らわせながら一生懸命生きてる、そんなたくさんの子どもたちのために少しでもお役に立てたら、こんなに嬉しいことはありません。 世界中を混乱に陥れたウイルスが一日も早く収束しますように。 子どもたちの暮らしが一日も早く元に戻りますように。 たくさんの子どもたちの笑顔が、今日も続きますように。 そして、そんな子たちを支えるたくさんの同志のみなさんのお役に、少しでも立てますように。 suminotiger.

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『3月のライオン』羽海野チカ

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政府は4日、感染が拡大する新型コロナウイルスを含む感染症対策をまとめたチラシを首相官邸のホームページで公開した。 自由に転載や印刷し、周知などに役立ててほしいと呼びかけている。 感染症対策のチラシでは、「手洗い」と「マスクの着用を含む咳エチケット」について解説している。 手洗いでは、ドアノブや電車のつり革などに触れることで手にウイルスが付着している可能性があると説明。 外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗うことが必要としている。 正しい手の洗い方は、石けんをつけ、手のひらや甲に加え、指先・爪の間を念入りにこすり、指の間や手首も忘れずに洗うと説明している。 また、くしゃみや咳の飛沫にウイルスが含んでいるかもしれないとして、「咳エチケットを紹介」。 マスクを着用すること、マスクがない時はティッシュなどで鼻と口を覆うこと、とっさの時は袖で鼻と口を覆うことの3つの咳エチケットを推奨している。 何もせずに咳やくしゃみをしたり、手でおさえることはNG例として紹介されている。 出典:首相官邸ホームページ() 外部サイト.

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出来ていますか?せいけつ手洗い|サラヤ株式会社 家庭用製品情報

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手洗いは感染症予防の基本。 行動経済学や「 ナッジ(行動変容を促すちょっとした仕掛け)」を使って手洗いを促す施策と研究を紹介します。 例えばメッセージでは 「となりの人は石鹸をちゃんと使って手を洗っていますか?」などが有効。 ここではトイレでの手洗いを促進するためのナッジ9件を紹介します。 いずれも、 1 液体石鹸の使用量を測定したり、手洗いを実際に観察したりして、ナッジやポスター・メッセージの効果を推定する点、 2 ポスターなどを掲示しない「統制群(コントロールグループ)」を設けて、そのグループとの差によって、ナッジの効果を推定する点に、特長があります。 1 床に矢印ステッカーを貼って洗面台に誘導 Blackwell, et al. 2018 "," Journal of Behavioral Economics for Policy, Vol. 2, No. 2, pp. 41-47. (論文題名「トイレにおけるナッジ:環境の手引により手洗いはどのように影響されるか」) 矢印ステッカーによる洗面台への誘導効果 Blackwell, et al. , 2018 延べ19,098名のトイレ利用者の液体石鹸使用量から手洗い頻度を測定し、ナッジの効果を推定したアメリカでの実験。 洗面台にスマイリー ニコちゃん マークのステッカーと、洗面台へ誘導する矢印のステッカーの効果を測定。 床に貼られた矢印ステッカーによって、 手洗い頻度が、男性は40%が46%に、女性では66%が76%に増加。 2 子どもも足跡をたどって手洗い場に行く Dreibelbis, et al. 2016 "," International Journal of Environmental Research and Public Health, Vol. 13, pp. 129-135. (論文題名「コミュニケーションを介さない行動変容:バングラデシュの小学生の手洗いへのナッジ」) トイレを出てからポリタンクに誘導する Dreibelbis, et al. , 2016 バングラデシュの小学校の屋外トイレ横にポリタンク手洗い設備(HW)を設置し、トイレの出口からHWに至る経路に足跡をペンキで描き、HWに手型をペンキで描いた。 子どもたちの手洗い頻度を観察した。 さらに、2週間後と6週間後の手洗い頻度も合計7日間にわたって観察した。 各観察回に平均して138回のトイレ利用があり、観察数は延べ962回。 HW設置以前には 4%に過ぎなかった手洗い頻度が、最終的には74%にまで改善した。 ナッジの効果は6週間経っても持続した Dreibelbis, et al. , 2016 3 トイレの洗面台に電光掲示板を設置して数十のメッセージの効果を比較 Judah, et al. 2009 "," American Journal of Public Health, Vol. 99, No. S2, pp. S405-S411. (論文題名「平常の環境における手洗いの実験事前調査」) イギリスの高速道路サービスエリアのトイレを利用し、198,000人余りに手洗いをうながすメッセージを表示し、それぞれのメッセージごとの液体石鹸使用量を測定した実験。 結果は論文中の表1(以下に抜粋)にあるとおりで、女性に最も効果的だったのは知識を使った「 水は除菌しません、石鹸が効きます」のようなもので、男性には「 おとなりさんは石鹸で手を洗っていますか?」が最も効果的で、それぞれ 石鹸使用量が11%-12%増加した。 男性トイレ内に表示されるメッセージ毎の効果(Judah, et al. 2009 :赤字部は筆者加筆) 4 みんな手を洗っているという世間との比較 Lapinski, et al. 2013 "," Human Communication Research, Vol. 39, pp. 21-46. 男性トイレ内の各所にレターサイズ A4サイズと同等 のポスターを掲示し、その内容の違いが手洗い頻度に与える影響を調べた。 ポスターは、5人の男子大学生が大学の野球帽を前後逆にかぶり、カメラに背を向けて並んで小便器に向かっている写真にメッセージが添えられているもの。 次のような2種類のポスターを作った。 高頻度条件「 大学生5人のうち4人はトイレに行くとき毎回手を洗っている」というメッセージがあり、4人がかぶる野球帽は実験を行った大学のもので、1人の野球帽がライバル大学のもの。 低頻度条件「大学生5人のうち1人はトイレに行くとき毎回手を洗っている」1人がかぶる野球帽は実験を行った大学のもので、4人の野球帽がライバル大学のもの。 Lapinski, et al. 2013 のデータをもとに筆者作成 5 ひとりでトイレにいくと手を洗わない Lagomarsino, et al. 2017 "," Economic Inquiry, Vol. 55, No. 3, pp. 1579-1584. (論文題名「ピア・プレッシャー(同調圧力): トイレでの行動実験」) 男性のトイレ利用者(小便)194名の手洗い行動を観察した実験。 一人だけの場合は手洗いの頻度は66. それに対し、利用者のとなりにサクラが途中でトイレにはいって、 トイレに別の人がいる環境をつくってやると、手洗い頻度は78. 8%に上昇する。 手を洗ったほうが良いという規範 norm が内在しており、他者の存在によってその規範の効果が強くなるという証拠。 アルゼンチンでの調査。 22, No. 12, pp. 1494-1499. (論文題名「私だけのことじゃない:患者にフォーカスすることで医療従事者の手の衛生を動機付ける」) Grand and Hofmann 2011 をもとに筆者作成 米国の病院内の66の液体石鹸ポンプに、上記2種類のメッセージのどちらかをランダムに貼付し(もしくは統制群として簡潔なメッセージを貼付)、それぞれの液体石鹸使用量を2週間にわたって測定したもの。 「手洗いは感染から患者さんを守ります」というメッセージで石鹸使用量は1. 45倍に増加した(下図、論文表1より作成)。 7 「昨日のこのトイレ使用者の手洗い割合」をお知らせする Choi, et al. 2018 "," Journal of Applied Behavior Analysis, Vol. 51, pp. 667-674. (論文題名「大学のトイレでの手洗い促進のための刺激およびフィードバックの比較」) 韓国の大学の3棟の建物にある男女トイレ各1つ(合計6つ)に、2種類のメッセージポスターを順に掲示したもの。 2種類目は 「__月__日にせっけんを使って手を洗った人は__%でした」というもので、内容が毎日更新され、前日の数値が掲示された。 せっけんを使い10秒間以上手を洗った利用者の割合を計算した。 男性トイレでは、ポスター掲示前には手洗いする人は25%であったところ、1種類目のポスターを提示すると27%に、続いて2種類目のポスターに変えて、 前日の手洗い割合を掲示しておくと手洗い割合が54%に上昇した(一部下図に抜粋)。 手洗い状況が提示されるとちゃんと手洗いしたいという気持ちが高まる Choi, et al. 2018 の図。 日本語部分は筆者加筆 8 知識普及だけでなく「愛情」に訴える Brian, et al. 2, pp. e145-e153. (論文題名「インドにおけるせっけん手洗いの行動変容介入(スーパーママ)の効果:クラスターランダム化実験」) 対象者数万人規模のインドでの啓蒙・教育プログラムの効果を測定したもの。 コミュニティー内でのセミナーやインタビュー、啓蒙ビデオ、学校でのワークショップなど多岐にわたるプログラムを取り込み、衛生知識だけでなく「子の健康を思う母」を強調したものとなっている。 重要な場面(排便後、子の排泄処理後、調理前、食事前)での 手洗い頻度は1%だったが、6週間後に19%に、6ヵ月後に37%に上昇した。 プログラムの詳細は現在でもで閲覧できる。 9 トイレの不潔感を強調 Mackert, et al. 2013 ""," American Journal of Infection Control, Vol. 41, pp. 275-277. (論文題名「"Think the sink" 手洗い促進キャンペーンの予備調査」) テキサス大学オースティン校でのトイレ利用者1,005名 52%男性 の手洗い頻度の調査。 「5名中2名が手を洗わない」というメッセージポスター(下図左側)を掲示し、個室内のドア内側および男性用小便器の上には写真加工したもの(下図右側の2種類)を貼付した。 手洗いの頻度と石鹸使用の有無を、ポスター掲示前と比較した。 手洗いの頻度はポスター掲示前後ともに約88%で変わらず改善はみられなかった。 ただし、 手洗いした者のうちの石鹸使用頻度については掲示前の58%から掲示後の70. 1%にまで上昇した。 Mackert, et al. 2013 効果測定と比較実験の重要性 以上、主にトイレでの手洗いを促すためのナッジについての研究結果を紹介した。 こうした取り組みで重要なのは2点。 まず、数値化できるものを目標にして、 勘にたよるのではなく、効果を測定すること。 ここでは液体せっけんの消費量や、手洗いの回数や長さといった数値化できるものをちゃんと測定している。 これが大事。 つぎに、 比較対照できる統制群を設けること。 ただ、メッセージを掲示して、掲示前と掲示中の石鹸消費量を比較するのでは意味がない。 それとは別に、メッセージを掲示しないトイレ(統制群)でも石鹸消費量を測定し、それをベンチマークとすることが重要だ。 ベンチマークとの比較によってこそ、他の外的要因に影響されない真の効果が測定できるからだ。 ナッジで行動変容をうながす 頭ではわかっているけど、体がついてこない。 こういうときに行動変容を促すのがナッジでもある。 絶妙なタイミングで意思決定に介入したり、意思決定の損得勘定の見方を変えたり、規範に訴えかけたりといった多様な仕掛けがあり、それぞれの背後には心理的バイアスを研究した行動経済学の知恵が隠されてもいる。 ただ、行動変容も持続しない場合があり、そのときには複数のナッジを時期をずらしながら使っていけばよいだろう。 適切なタイミングでの手洗いは感染予防の基本でもある。 ステッカー1枚で手洗い頻度があがるのであれば、ぜひ試してみてください。

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