宝 徳山 稲荷 大社。 宝徳山稲荷大社(前半)

宝徳山稲荷大社(前半)

宝 徳山 稲荷 大社

昨年、知人から神幸祭に行ってきた話を聞き、はじめて「火の鳥」の存在について知りました。 正直なところ、その時はまったく信じてませんでした。 火の鳥なんてのは、ペガサスやドラゴンのような空想上の生き物で、実在するわけがない。 手塚治虫だって漫画「火の鳥」を書いたときは実物を見たわけではないでしょう。 宝徳山稲荷大社の神幸祭は、数万本の願いを込めた紅いロウソクが一斉に灯される神事も行われます。 これを知ったあなたは思うはずです。 なるほど、火の鳥の正体は「火の粉」、もしくはロウソクの火による「目の錯覚」だな、と。 昨年の私がまさにソレでした。 渋滞の先で見たモノ 夜10時という遅い時間に出発した私を待ち受けていたのは、山中に伸びた長蛇の渋滞。 宝徳山稲荷大社は山の上にあるため、山道の急坂で何度も発進と停車を繰り返さなければなりません。 オートマ車でもアクセルを踏まなければ下がってしまう急坂がいくつかあります。 神幸祭に行かれる方はお気をつけください。 渋滞にハマること3時間。 ようやく宝徳山稲荷大社に到着しました。 駐車場に車を駐め、まずは願かけの紅ロウソクが灯された場所へ。 到着した時間が遅すぎたのか、大半のロウソクは長さが半分くらいになっていましたが、数万本のロウソクが灯る幽玄な光景を、しばし時を忘れて眺めていました。 奥宮のほうへ歩いていくと、大鳥居の周辺に大勢の人だかりが。 空を見上げては時折「おぉ!!」という歓声をあげています。 「今年は多いみたいだな」 周囲から話し声が聞こえてきます。 「ほら!いったよ!」 まさかの声も聞こえてきました。 そんな声に後押しされて空を仰ぎ見てみれば、 夜の闇にオレンジ色の光が一閃。 え? そう思った次の瞬間、またしてもオレンジ色の光が視界を横切ります。 ……火の鳥、見れました。 夜に手持ちで撮影しているため画質が悪く手ブレしていますが、オレンジ色の何かが飛んでいるのがハッキリ写っています。 周囲の星と比べれば、オレンジ色の線は手ブレによるものではなく、移動しているのだとわかります。 なんの苦労もなく火の鳥らしきものが見れてしまったことに驚愕。 普通、見られるにしても寒空の下、数時間待ってようやく見られるものでは?「火の鳥」ですよ?むしろそうであって欲しい。 けれどそんな私の期待を嘲笑うかのように、火の鳥は何度も頭上に現れ、そのたびに人々は歓声を上げるのでした。 「今度は三匹いったよ!」 編隊飛行の報告まで聞こえてくる始末。 火の鳥とはなんとサービス精神が旺盛な生き物なのか。 二羽同時に飛んでいくのを捉えました……そんな馬鹿な……。 人智を超えた現象を目の当たりにし、論理を愛する私の脳は大混乱。 多くの謎を抱えたまま、はじめての神幸祭を後にました。 火の鳥の正体 火の鳥の正体はいったい何なのか。 私が火の鳥を見たのは、願掛けのロウソクが灯されているロウソク台からは離れた奥宮の大鳥居前。 当初予想していた火の粉や目の錯覚だとは考えにくいです。 次に考えたのは、野性の鳥がロウソクの灯りや神社の照明に照らされたという説。 しかし照明の光に照らされるだけで、あんなにハッキリとオレンジ色を夜の闇に肉眼で捉えられるものなのでしょうか。 撮影した写真を見れば見るほど、照らされているというよりは、発光体、といったほうが自然な気がします。 結局、火の鳥の正体はわからずじまいですが、宝徳山稲荷大社の神幸祭では「火の鳥」とよばれる「何か」が見られることだけは間違いありません。 火の鳥に興味のある方は、来年の神幸祭に参加してご自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。 私も今一度、火の鳥の正体を確かめに行きたいと思っています。

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宝徳山稲荷大社(前半)

宝 徳山 稲荷 大社

2019. 09 「必ず願いが叶う」 新潟県長岡市の「宝徳山稲荷大社」で行われる「神幸祭」。 このお祭りでは願い事を記した心願ローソクを奉納すると願いが必ず叶うと言います。 2019年11月2日に行われた令和になって初の神幸祭。 今回はその体験記を書いてみました。 交通アクセスや参拝手順、準備したほうが良いものなど、来年以降、神幸祭に参加される方の参考になれば幸いです。 宝徳山稲荷大社 神幸祭 宝徳山稲荷大社(寳徳山稲荷大社)は、新潟県長岡市越路地区にある神社です。 神社といいましたが、正しくは出雲大社と同じ「大社」で「神社」ではありません。 大社と神社では参拝方法が異なるなど違いがあります。 神幸祭(よまつり)は、毎年11月2日から3日にかけて宝徳山稲荷大社で夜通し行われる祭祀です。 日本にいる八百万の神々が、11月2日の24時(11月3日の0時)に、宝徳山稲荷大社の奥宮に降臨するといわれ、神頼みをする絶好の機会となるそうです。 神様との距離が近ければ願いが届きやすい、ということなのでしょう。 宝徳山稲荷大社の神幸祭は「火の鳥」が飛ぶという不思議な現象が見られることでも知られています。 神々が宝徳山稲荷大社に降臨する深夜、まるでそこに神がいることを示すように火の鳥が夜空を飛びます。 にわかには信じがたい話と思いますが、私は2年連続で不思議な現象に遭遇しました。 火の鳥については別記事にしています。 気になる方はそちらをご覧になってください。 宝徳山稲荷大社 神幸祭 体験記 2019年11月2日。 令和になって初の神幸祭の日がやってきました。 昨年、はじめて神幸祭を訪れたときは、右も左もわからず真夜中の山奥で3時間近い渋滞を経験しました。 22:00という遅い時間から宝徳山稲荷大社に向かったのが敗因です。 今年はその反省を活かし、19:00には宝徳山稲荷大社に着けるように早めに家を出ました。 昨年の様子から大渋滞すると思っていたので、車は最寄りの駐車場に駐めて、宝徳山稲荷大社まで歩いていくことに。 山道を歩くこと30分。 ようやく宝徳山稲荷大社に到着……ところが渋滞はまったく見あたりません。 駐車場はまだまだ余裕たっぷりの様子。 その後わかったのですが、駐車場待ちの大渋滞が発生するのは、21:00ぐらいからです。 このくらいの時間帯から「車は駐車場に入ってくるが出ていかない」という状態になります。 理由は後ほど説明するローソク畑の点火や、火の鳥を待つ人が多いから。 そして駐車場に空きが無くなることで車がまったく進まなくなり、山中に大渋滞ができるというわけです。 車で参拝を考えておられる方に耳寄りな情報。 神幸祭に参加するために宝徳山稲荷大社を目指す場合は、地図のA〜Bのルートを使うのがオススメです。 カーナビを使って宝徳山稲荷大社を目指す場合、ナビの地図データが古かったり、出発地によっては最短ルートで検索してしまうと、狭くて急坂の山道を案内してしまう可能性があります。 私は昨年、それで大渋滞にハマりました。 「越後岩塚駅」の近くを通るルートをナビが案内していたら山道のルートに入ってしまっています。 宝徳山稲荷大社に着いたら神幸祭の作法に従って参拝します。 旧奥宮に設置された案内看板に手順が書いてあります……が、この案内看板が非常にわかりにくい。 神社の催しの予定と、参拝者の動作を一緒くたに案内しているのが原因かと。 見出しに番号がふられているので参拝の手順を示しているように見えるものの、実際の手順とも異なるようです。 この手順に従おうとすると、「心願ローソク」を手に持ったまま旧奥宮で玉串を受け取り参拝することになります。 その後も、本宮へ行ってお供物を受け取ったら帰らなけえばならないような誤解を与えています。 参拝者の行動や、この案内看板の内容をふまえて、私なりに参拝手順を整理してみると、• 宝徳山稲荷大社の旧奥宮に行く• 旧奥宮の入り口にて「玉串」と「御供物の引換券」を受け取る(いずれも無料)• 旧奥宮に設けられた祭壇まで進み、玉串を奉納して参拝する• 旧奥宮から本宮まで山道を歩いて移動する• 本宮の「供物引換所」で旧奥宮で受け取った引換券を渡し供物を受け取る• 再び来た山道を戻り、本宮から旧奥宮へと移動する• 旧奥宮の仮授与所で心願ローソク(2,000円)を買って願い事を書く• ローソク畑に移動し、空いているところに心願ローソクを設置する• 点火時間になったら心願ローソクに火を灯し祈りを捧げる これが正しい参拝手順なのかな、と。 この手順は、公式発表の手順でないことに注意してください。 説明に使っている言葉も適切なものではないかもしれません。 人によって心願ローソクと参拝の順番が前後していたりもします。 ちなみに「旧奥宮」と「奥宮」は別ものです。 奥宮に向かえば旧奥宮はすぐ隣にありますので、迷うことはありません。 わかりにくい案内看板ですが、「必ず願いの叶う心願ローソク」という部分はとても頼もしい。 必ず、と言い切るこの自信。 ご利益が期待できそうです。 以下、私の経験順に参拝の様子を紹介していきます。 宝徳山稲荷大社の旧奥宮に到着した私は、旧奥宮の隣に設置された仮授与所で心願ローソクを購入します。 いきなり心願ローソクを購入してしまいましたが、正しい参拝手順は旧奥宮に参拝するのが先なのかもしれません。 心願ローソクを購入した後は、仮授与所の中に設けられた机に座り、マジックで願い事を心願ローソクに書きます。 マジックは用意されているので、自分で持ってくる必要はありません。 心願ローソクに書く願い事は何でもよいというわけではありません。 「願い事リスト(上画像)」の中から選びます。 私は「心願成就」を選びました。 これが最も抽象度の高い願い事だな、と。 他の願い事はすべて「心願成就」内にカテゴライズされるものばかり。 これを選んでおけばどんな願い事でも間違いがありません。 「心願 心願成就 必成就」 そこはかとないラップ感。 韻を踏んでしまっています。 選んだ願い事の前に「心願」、願い事の後に「必成就」と書くのが作法です。 願い事を書き終えたら、旧奥宮の隣にある「ローソク畑」といわれるローソク台に行きます。 空いているところを探して心願ローソクを設置、点火時間になったらローソクに点火します。 ローソク畑は19:30ぐらいから点火がはじまります。 ただし、すべてのローソク畑の点火が始まるのは22:30ぐらいからです。 旧奥宮すぐ隣のローソク畑だけが早く点火されていました。 早く帰らなければならない人のためなのでしょう。 すべてのローソク畑に点火された壮観な光景を見たい方は、23:00ぐらいまで待つ必要があります。 心願ローソクを設置するローソク台は、高さが4段階がありますが、自分のローソクが燃え尽きるまで見届けたい方は「一番下の段」に設置されるのがオススメです。 上の段は、風が吹くと下の段のローソクの火に煽られ、熱でローソクが変形してしまいます。 すると最後まで燃え尽きる前にローソク台から地面へと転がり落ちてしまいます。 こうなるとご利益があるように思えないのが心情。 ローソクの転落に自身の転落を重ね合わせてしまいます。 その点、一番下の段は、他の段からの炎の影響を受けることがありません。 必ず最後まで燃え尽きるのを見届けることができます。 心願ローソクをローソク台に設置した後は、旧奥宮で参拝します。 繰り返しになりますが、正式な手順では参拝が心願ローソクより先なのかもしれません。 参拝者の行列に並ぶこと30分、旧奥宮の入り口で玉串と供物の引換券を受け取り(いずれも無料)参拝します。 入り口で受け取った玉串は祭壇に奉納します。 旧奥宮で参拝を終えたら、宝徳山稲荷大社の「本宮にある供物の引換所」に向かいます。 ちなみに指の黒い汚れはマジックです。 願い事を書いたあとの心願ローソクは、持ち運びに気をつけないと手が汚れます。 奥宮から本宮への道中は暗い山道。 仮設の電灯があるものの足元は暗いので注意が必要です。 スマホのライトなどで照らしながら歩いていくと安全です。 奥宮から10分ぐらい歩くと本宮に到着します。 厳かな雰囲気の旧奥宮とは対照的に、本宮はお祭り感というかイベント感があります。 屋台が出ており、私が行ったときは歌手らしき人のライブステージが開催されていました。 供物の引換所の列に並び、旧奥宮の参拝時に受け取った「御供物の引換券」を渡して供物を受け取ります。 御神饌。 中身は岩塚製菓の米菓と缶詰でした。 本宮で供物を受け取ったら、来た道を再び歩いて奥宮に戻ります。 あっちで受け取り、こっちで渡して、という一連の動作がオリエンテーリングのようでちょっと楽しい。 奥宮に戻ってきた後の過ごし方は人それぞれです。 火の鳥の出現を待つ方は、奥宮の大鳥居の周辺で空を見上げ、火の鳥待ちをします。 数万本のローソクが燃える幻想的なローソク畑の光景を見たい方は、ローソク畑に向かいます。 日付が変わる頃になると火の鳥が飛びます。 火の鳥が飛ぶたびに「おぉ!」と観衆がどよめき拍手が起こったり「ほら、あそこ!」という声が聞こえてきたりして非日常的な雰囲気です。 神聖なお祭りにこういうのもなんですが、楽しいです。 今年はが見れました。 私たちはそれを見て帰りましたが、中には夜を徹して火の鳥を狙うツワモノもいらっしゃるようです。 最後に準備したほうが良いもの、気をつけることについて書いておきます。 まず「使い捨てカイロ」は必須です。 11月の新潟の夜はとても冷え込みます。 ローソク畑の周辺は暖かいですが、それ以外は基本的に寒いと思って間違いありません。 服装は「フードのついたアウター」を着ていくのがベストです。 フードがあれば多少の雨ならしのげますし、耳を温めることができます。 ついでに「マスク」もあるといいですね。 マスクをしていると口周りが冷えずにすみます。 フードをかぶり、マスクで顔を覆う。 多少の怪しさを感じさせる出で立ちになりますが、気にしてはいけません。 暖をとるのが最優先。 どんなときもライフセービングが一番大事。 「懐中電灯」があると奥宮と本宮を移動するときに便利です。 が、スマホのライトでも代用はできます。 靴はそれなりに「歩きやすい靴」が望ましいです。 心願ローソクを奉納する場合は「マジック」を持ってくると良いかもしれません。 仮授与所にマジックはたくさん用意されているのですが、時間によってはかなり混み合うためマジックの争奪戦が発生します。 神幸祭では基本的に「座る」ことができません。 それは参拝の作法的な意味ではなく、単純に座ったり腰かけたりできる場所がないんです。 この影響を大いに受けるのが火の鳥が飛ぶのを待つ時。 長時間立ちっぱなしの状態で火の鳥を待ち続けなければなりません。 気合の入っている方は、レジャーシートやアウトドア用のイスを持って来られています。 その気になれば建物の基礎部分に腰掛けたりもできなくはないのですが、建物が火の鳥を見る邪魔になってしまいます。 基本的には長時間立ちっぱなしになると考え、必要な方はレジャーシートなどを用意されるのがオススメです。 女性用のトイレはかなり混みます。 宝徳山稲荷大社は観光施設ではないので、参拝者の数に対して十分な数のトイレがありません。 長蛇の列ができますので覚悟が必要です。 以上、この記事の情報は公式発表のものではなく、私の経験談であることに注意してください。 何か間違いがある可能性もありますし、来年以降は何か変更があるかもしれません。 私はまた来年も神幸祭に参加します。 来年は今年撮影した火の鳥の写真を見せて、懐疑的な反応を示した人たちを引き連れての行軍となる予定です。 来年は火の鳥ではなく「火の鳥を目の当たりにした人たちの反応」を撮りたいと思っています。 「ええぇぇぇ!すごぃぃいい!」と叫ぶ様子が見られることでしょう。 フードをかぶり、マスクをした一団がいたら、そこにきっと私はいます。 2020年の神幸祭でお会いしましょう。

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宝徳山稲荷大社

宝 徳山 稲荷 大社

目次(もくじ)• 新潟の巨大宗教施設 目の前にあるにはあるんですが、道がないのでぐるんと回り道して向かいます。 見えるのになかなかたどり着けないってのは巨大建築物にありがちな苦難。 牛久大仏とかもね。 【過去記事】 ついた。 車の大きさからだいたいの鳥居の大きさを察してください。 凱旋門かよって感じに巨大な鳥居。 宝徳山稲荷大社の案内です。 ここについて調べてみると、なんとまぁ縄文時代から続く超老舗神社らしいです。 マジかよ。 『でかい・派手』とくると新興宗教臭がプンプンしてくるんですが、新興どころか大先輩だよ。 ただし、何度も移動や改築を経験しているので、建物自体は新しいみたい。 改築を重ねたせいなのか、神社にしてはなんとも統一感のない建物の配置。 宝徳山稲荷大社・内宮 内宮への道。 真っ赤な骨組みと敷き詰められた酒樽がイカす。 しかし、この日はこれ以上中に入れず。 宝徳山稲荷大社・本宮へ 内宮に入れなかったので本宮に向かいます。 駐車場が広いので移動が大変。 この日はちょうど工事をやっているらしく、関係者の車や資材がたくさんありました。 紅白がメインカラーなので、工事用のカラーコーンとマッチ。 てか駐車場きたねぇなどうした。 あんだけでかかった鳥居よりでかい本殿が右側に。 6階建てくらいか?内部が見たすぎる。 巨大建築物を下から見上げる。 赤いなぁ〜。 本宮に向かって奥地へと進む。 変な廊下。 無理矢理繋いだのかな?そして柱だけ赤。 いよいよ本宮、ここに『 ローソク殿』という大本営があります。 いざ本殿内部へ!…内部は撮影禁止だった。 なんかカメラ持って入ることさえ怒られそうな雰囲気だったので、お賽銭を払ってさっさと脱出しました。 てなわけで続いて奥宮に向かいます。 そこで待ち受けていたものとは…!!後半へ続く。 【後半】.

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