痰が絡む コロナ。 痰の色で分かる病気の原因と対処法!白は正常?黄色や緑は異常?

痰の色で分かる病気の原因と対処法!白は正常?黄色や緑は異常?

痰が絡む コロナ

1.痰とは 痰は気道から出る分泌物です。 健康な人でも常に少しずつ出ていますが、普段は気道表面から再吸収されたり、のどまで上がってから無意識に飲み込まれたりしているのであまり意識されません。 のどの奥から肺までの空気の通り道の粘膜表面に強い刺激や炎症が長く続くと、痰が増えます。 実は、「痰がでる」と訴えている方でも、 のどの奥にたれた「鼻水」や「鼻漏」を痰と言われている方もたくさんいらっしゃいます。 痰はあくまでも気道から分泌されたものですから、 肺炎や気管支炎では病原菌を排除する反応の結果として分泌されます。 また、 煙草を吸う方は健康でも痰がでます。 2.痰の種類 痰にも色や時期により種類があります。 2-1.痰の色• 黄色または緑色:サラサラした水っぽい痰が硬くなり、白色から黄色や緑色に代わると、 膿性の痰と呼ばれます。 これは細菌と白血球と粘液の混ざったものです。 例えば、 慢性副鼻腔炎で膿性の鼻汁がのどの奥に落ちてくる後鼻漏が、 膿性の痰が増えてきたと誤解されることがあります。 赤色: 痰に血液が混じっている場合を血痰、 ほどんどが血液そのものである場合を喀血と呼びます。 口から血が出た場合、出血した可能性のある部位としては、鼻の中・口の中(歯肉・舌等)・のどからの出血(咽頭・喉頭)や気管支・肺からの出血、もしくは吐血(とけつ)といった食道や胃からの出血が考えられます。 外来診療における 最も多い原因は上気道炎によるものですが、なかには 重大な病気が隠れていることもあります。 2-2.痰がでている期間 痰が続く期間で、おおよその原因が予想できます 痰が排出されるような病気では、咳の反射が低下するような基礎疾患がない咳を伴います。 そのため、 咳の期間である程度原因が予想されます。 3週間未満の咳と痰:ほとんど感染が原因です。 特別な経過やほかに特別な症状があれば、必要に応じて胸のレントゲンやインフルエンザの検査などを行います。 3週間〜8週間未満の咳と痰:多くは感染後の名残であることが多いのですが、症状がだんだん強くなったり通常の経過と異なることがあればレントゲンで経過をみたり、喀痰の検査で細菌や悪性細胞の有無をみる検査を行うこともあります。 8週間を過ぎた咳と痰:感染以外の原因が考えられます。 3.痰がでる原因疾患 痰がでる代表的な疾患をご紹介します。 3-1.風邪 風邪の原因は、ほとんどが ウイルスです。 風邪のウイルスが気管支の粘膜を痛めると咳や痰がでます。 3-2.アレルギー性鼻炎 アレルギー性鼻炎で、鼻内の鼻水が増えてくると、鼻の穴から鼻水が出て、さらに喉の奥に鼻水が垂れたものを痰と言われる患者さんは多いのです。 3-3.副鼻腔気管支症候群 副鼻腔炎いわゆる「 蓄膿」が原因です。 副鼻腔に分泌物や膿がたまることで、鼻水が粘り気を帯びます。 その鼻水が喉へ流れることで、寝ている間に喉にたまった分泌物を出そうとします。 多くの患者さんは、この分泌物を痰といいますが、実は痰ではありせん。 寝ている間に咳が出て、粘り気のある分泌物が喉から出る場合は、 耳鼻科での副鼻腔のチェックが必要です。 3-4.肺炎 風邪がこじれて気管支肺炎になると、熱が38度以上になり気管支から痰が大量に分泌されます。 これこそが 細菌と白血球と粘液の混ざったものであり、典型的な痰といえます。 3-5.慢性閉塞性肺疾患(COPD) 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の原因の90%がタバコの煙です。 煙に含まれる有害物質を長期にわたって肺に取り込むことで、肺が炎症を起こすのです。 坂道や階段の昇り降りで息切れをしたり、咳や痰が続きます。 この病気の怖さについては以下の記事を参考になさってください。 3-6.肺結核、肺がん 命に関わる疾患です。 痰が続く場合は、念頭に置く必要があります。 4.対応策 痰には以下のように対応します。 煙草を吸っている方では禁煙が絶対必要です。 時々、煙草を吸いながら「咳や痰が止まらない」と訴える患者さんがあります。 医療はあくまで、自然治癒のサポートです。 患者さん自身にも努力していただく必要があるのです。 4-2.痰が続く場合の注意点 痰を気にしすぎてしょっちゅう 強く「痰切り」をしたり「咳払い」をしたりすると、逆にのどの粘膜を痛めてしまい逆効果です。 うがいも極端に強く行うのはよくありません。 軽く口に含んで出せば十分です。 診断は重症度の高い順から否定する必要があります。 命に関わる、肺がん、肺結核、肺炎を否定する必要があります。 内科では、胸のエックス線写真を撮ってもらいましょう。 肺に異常陰影が見えることがあります。 大きい病院で行う胸部CTスキャン検査で、初めて見える陰影もあります。 痰を容器に出して検査することも大切で、痰のなかに含まれる細菌や結核菌、がん細胞、喘息にかかわりが深い炎症細胞である好酸球などを調べます。 これらが否定されて内科的に異常がないことが確認されても痰が残る場合は、耳鼻科で副鼻腔炎やアレルギー疾患をチェックしてもらいましょう。 細菌による肺炎が咳と痰を引き起こすことがあります。 気管支炎、肺気腫、肺結核、肺癌の可能性も探ります 5.痰の治療 検査で痰と診断された場合は、痰を減らすために去痰剤を使用します。 5-1.去痰剤には2種類ある 臨床では、以下の2種類を組み合わせて処方します。 気道の粘液の分泌を亢進させ、気道壁を潤滑にして痰の喀出を容易にするもの:ビソルボンやムコソルバンなど• 痰の粘稠度を低下させてその喀出を容易にするもの:ムコダインなど 5-2.吸入 患者さんが寝たきりなどで、自分自身で痰も出せないようなときは、去痰剤の吸入も効果的です。 この場合は、去痰剤の中でも吸入液があるビソルボンを使うことで痰を出しやすくします。 5-3.抗生剤 通常の風邪の原因の8割を占める ウイルス感染に抗生剤は無効ですが、 細菌性の肺炎や副鼻腔炎には抗生剤は有効です。 必要な時に適切な量の抗生剤を使用します。 6.まとめ• 痰は気道からの分泌物です。 痰を訴える患者さんの中には、鼻水や副鼻腔からの濃を痰と訴える患者さんもいます。 3週間以上痰が続く場合は、まずは内科で命に関わる疾患を否定することが第一です。

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橋下徹氏、コロナ感染か 「喉には痰が絡む違和感を覚えます」と番組キャンセル…もしも『陽性』ならテレビ局は壊滅的な状況に陥る!?(2020年3月25日)|BIGLOBEニュース

痰が絡む コロナ

咳は、喉や気管粘膜に付いた異物を体外へと排除する働きをしてくれる重要な生体防御反応の一つです。 しかし、痰が絡むような咳が長く続くと、身体的疲労が溜まり、体力も低下していきます。 症状が続けば何らかの病気ではないかと不安も募るものではないでしょうか。 通常の風邪による、咳や痰はおよそ1週間で快方に向かうことが多いですが、長期にわたり咳や痰が続くということは、何らかの病気が潜んでいる可能性が高いともいわれています。 風邪などが原因でおこる痰や、それ以外の病気を見極めるための手段についても紹介していきます。 風邪で痰が出る仕組み 痰はなぜ出るの? 咳や痰は、気道(喉から肺に通じる空気の通り道)に何らかの障害や疾患が生じていることを示すサインといわれています。 咳や痰によって、気道は清潔な状態に保たれ、肺を防御しているのです。 痰は、気道に侵入した細菌やチリ、ホコリなどを絡めとる、気道から分泌される粘液のことです。 風邪などをひいていない健康な人であっても、毎日約100mlは作られますが、気道粘膜の表面に何らかの刺激や炎症が生じると痰の量が増えます。 咳や痰が2週間以上続くときは、肺結核など肺の病気を発症している可能性があるので要注意です。 咳と痰の関係 咳には、痰を伴う咳と、ほぼ痰を伴わない咳があります。 痰を伴う咳は「湿性咳嗽(しっせいがいそう)」と呼ばれ、痰を出すための咳です。 このような痰が絡むような湿った咳は、異物を除去するために出るので、無理やり止めると逆に痰が出にくくなることがあります。 ほぼ痰を伴わない咳は「乾性咳嗽(かんせいがいそう)」と呼ばれています。 痰を伴わない乾いた咳は、繰り返し生じるケースが多く、体力の消耗が目立つので、早期に止めることが望まれます。 人は、生涯空気を吸って生きていきます。 しかし空気の中には、雑菌や粉塵、埃、花粉なども含まれているため、私たちはこれらを空気と一緒に吸い込んでいることになります。 そのため、吸い込んでしまった不要なものを体の外へ排出しなければいけません。 それらを体外へと排出するために咳や痰が出るといわれています。 咳や痰は私たちに必要不可欠な防御反応なのです。 風邪以外で痰が出ることも 風邪以外が原因で咳や痰が出ることもあります。 それは、生活環境から受ける刺激です。 例えば、喫煙(受動喫煙も含まれます)や工場などからの排煙、工事現場で発生する粉塵、自動車の排気ガスなどが挙げられます。 また、高血圧などで処方されるACE阻害薬の副作用によって起こることもあります。 風邪による痰への対処法 咳の回数や痰の状態によっては早めの対処を 風邪(一般的にはウイルス感染)では細菌感染を伴うことがあり、気道粘膜にウイルスが感染することで炎症が生じると咳が出ます。 緑色や黄色の痰が出るときは細菌の二次感染を起こしていることが多いので、抗菌剤を用いた治療が行われます。 風邪による咳は、痰を排出するためにも発生します。 また、喉の粘膜に炎症が生じると、不要な異物を排除するために粘膜から粘液が過剰分泌され痰になります。 そして、痰の量が増加すると、それを排出するために咳も出ます。 さらに炎症が進行してしまうと、痰は白濁色や黄色などに変わっていくような見た目になります。 この粘液中には白血球の死骸などが混じることがあります。 すると、痰の粘り気が増加し、喉の繊毛の機能が低下するため、痰が喉に絡みつきやすくなります。 風邪が悪化して咳もひどくなってしまった場合、泡沫状の痰が発生することがあります。 この痰には、血が混ざりピンク色になることもあります。 このような状態になったときは、症状が急激に悪化する恐れがあるので、早急に治療を行う必要があります。 風邪で痰が出るときのセルフケア 温かい飲み物で体を内側から温める ・生姜湯:咳や痰を抑える働き、発汗作用などが期待できます。 ・ビワ茶:咳や痰を抑える働きが期待できます。 ・はちみつ:はちみつに含まれているフラボノイドには、殺菌作用や炎症の緩和が期待できます。 外側からも体を温める 首や背中をマッサージして血行を改善することで、症状の緩和が期待できます。 体温を上昇させ、ウイルスや細菌の増加を阻止することが狙いです。 適度な湿度を維持する 加湿器を使って部屋を適度な湿度に維持し、さらに換気をすることで空気をきれいにすることが大切です。 水分補給をしっかり行う 特に夜咳き込む、痰が絡むなどがみられる際には、少量の水を何回かに分けて摂取するようにしてください。 夜間咳が止まらないときは、上半身を起こす 夜間に咳込んでしまう場合には、上半身を起こすことで肺や気管の圧迫を防ぐことができ、痰も排出しやすくなるといわれています。 寝るときは、予め上半身を高くしておくこともおすすめです。 ツボを押す 喉周辺の天突(てんとつ)や水突(すいとつ)、胸周辺の中府(ちゅうふ)やだん中などのツボを押すことで、痰が排出しやすくなるといわれています。 詳しい「ツボの位置」は下記をご覧ください。 痰が絡むことを防ぐ食品を摂る おすすめの食材として、大根、れんこん、山芋、たけのこなどが挙げられます。 特に大根おろし汁にはちみつを入れて混ぜたものをゆっくり飲むことで、痰が絡みにくくなるといわれています。 また、症状を緩和させるために、塩を入れた白湯でうがいをすることもおすすめです。 風邪による痰は薬を使うべき? それぞれの原因により、使用する薬や処方される薬は異なるため一概にはいえませんが、医療機関を受診せず、自己判断により薬を服用してしまうと、逆に症状を悪化させてしまう可能性もあるため注意が必要です。 薬の服用は医師の診断を受けてから服用することが望ましいです。 ・去痰薬(気道壁を滑りやすくする、痰の粘り気を抑えることで、痰を排出しやすくするために気道をきれいにする) ・気管支拡張薬(気管支を拡張することで呼吸を楽にしながら、痰の排出も促進する) 風邪以外の痰の特徴 風邪以外の痰が出たときに色から病気を考えてみる 痰に血が混じる「血痰(けったん)」が出る 肺結核、肺がん、気管支拡張症からの出血。 緑色の痰が出る 気管支肺炎・気管支拡張症に感染を伴うケースや重度の気管支炎。 (気管支拡張症は、肺炎を繰り返す人に多い) 肺炎は放置すると重症化する可能性があるため、高熱や激しい咳、痰などが続く場合には早急に医療機関を受診してください。 赤錆びがかった色、濃い黄色の痰が出る 肺炎球菌性肺炎、肺結核。 (細菌感染の可能性が高い) 透明で粘り気がある 喘息の可能性あり。 灰色っぽい痰が出る たばこを吸う人に多くみられる痰です。 タバコ病という別名がある「COPD(慢性閉塞性肺疾患)」は、発症者の90%が喫煙者です。 咳や痰の症状が長引き、息切れなども起こります。 喫煙によって起こっている場合のCOPDでは、禁煙が有効な治療法の一つです。 痰は、肺の異常を知ることができる重要なものです。 そのため、痰をとって捨てる前に色や性状を確認するようにしてください。 ちなみに、健康状態のときの痰は無色透明といわれています。 痰に血が混ざっている場合には、早めに医療機関を受診することをおすすめします。 まとめ 痰は多くの疾患と関連して起こるものです。 痰の色により、どんな疾患が起きているかを判断することができる場合もあります。 慢性的に症状が続いている場合は、透明なコップなどに排出した痰を入れてみて、量や色、性状などを記録しておくと、症状の進行具合が分かりやすくなり、医療機関を受診する際にも参考になります。 痰を伴う咳が2週間以上続く場合には風邪ではなく、結核や肺がんなどの病気の可能性があるので、迷わず医療機関を受診してください。 執筆者:荒牧内科 荒牧竜太郎 先生• 関連記事.

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痰の色で病気がわかる!?風邪や肺炎などの違いを見分けるには…医師が解説(健康ぴた)咳は、喉や気管粘膜に付いた異物を体外へと…|dメニューニュース(NTTドコモ)

痰が絡む コロナ

夜寝ている時や、朝起きたとき、急にゲホゲホ、と痰が絡むような咳が出てしまうという場合、その方は 副鼻腔炎と呼ばれる病気を発症している可能性があります。 この副鼻腔炎は 蓄膿症とも呼ばれているもので、その名の通り鼻の奥にある副鼻腔と呼ばれる部屋に 鼻水や膿が溜ってしまう病気です。 この副鼻腔炎によって咳が誘発されてしまうのは、特に夜寝ている間に、この鼻水などの分泌物がどんどん喉の奥へと落ち込んでいってしまい、これを吐き出そうとするためです。 このように、分泌物が喉の奥へと落ち込んでいく症状は、 後鼻漏と呼ばれています。 この副鼻腔炎の症状は、しっかりと早期に治療を行わないと症状が慢性化してしまう可能性もある病気です。 一般的な副鼻腔炎の原因のほとんどは細菌の感染によるものなので、治療においては抗菌効果のある 抗生物質を使用した治療が基本となります。 スポンサードリンク 鼻の病気が咳の原因になるとは、知らないとなかなか気がつかないかもしれません。 実際、慢性副鼻腔炎の患者はたくさんいますし、主な症状として、鼻づまりの症状と夜や朝に表れる痰が絡むような咳の症状しかないという方は、症状をそのままにしてしまうかもしれません。 しかし、咳や痰が出るというのは、基本的にはちゃんと原因がありますので、症状のわからない咳の症状は、そのままにはせずに、しっかりと医師に相談をすることが大切です。 また、咳と聞くと、大半の方は痰が絡む咳の症状を想像すると思いますが、実は痰が絡まないような 空咳(乾いた咳)の症状も、そのままにしておくと危険である可能性があります。 今回の記事では、 空咳が出る原因にはどのようなものがあるのか、ということについても詳しく解説していきたいと思います。 副鼻腔炎(蓄膿症)ってどんな病気?熱はないのに鼻水がでたり咳が出る方は要注意! 副鼻腔炎(蓄膿症)は、主に細菌が鼻の粘膜に感染し、炎症が起こることによって発症する病気です。 炎症が起きると、粘膜における分泌物の量が増えるため、この病気の患者では主な症状として鼻水、鼻づまりの症状が表れます。 また、副鼻腔炎の場合は、しばしばこの分泌物が副鼻腔と呼ばれる部屋にたまってしまうため、よく蓄膿症とも呼ばれます。 副鼻腔は、 鼻の穴を進んでいくと、横につながるようにして現れる大きな空洞のことです。 このように蓄膿症の症状が起きると、 鼻水、鼻づまりの症状だけではなく、頭痛、顔面痛、嗅覚の低下、異臭、そしてこれらの分泌物が喉の奥に落ち込む(後鼻漏)ことによる痰が絡む咳の症状が表れたりします。 厳密には痰というものは主に気道粘膜からなるものを指しますので、副鼻腔炎の場合患者の多くは喉に落ち込んだ鼻水を痰と認識している、ということになります。 この副鼻腔炎という病気は、特に アレルギー性鼻炎の症状がある方が発症しやすい病気として知られています。 アレルギーの症状がある方で、特に近頃慢性的な鼻水、鼻づまり等の症状があるという方は、早めに耳鼻科などに行って医師に相談をするようにしましょう。 副鼻腔炎(蓄膿症)の治療法とは?副鼻腔炎は早期発見、早期治療が大切です。 副鼻腔炎は、発症してすぐなら 急性副鼻腔炎と診断されますが、この急性副鼻腔炎が慢性化し、発症から2,3か月以上経過してしまっている場合、その多くは 慢性副鼻腔炎と診断されます。 このように症状が慢性化してしまっていると、その分治療にも時間がかかる傾向にあります。 副鼻腔炎の治療においては、 副鼻腔にたまった膿や鼻水を除去する処置に加えて、 抗生剤が入ったネブライザー(霧吹き)なども行われますが、現在最も一般的なものは、 マクロライド系というものに分類される抗生物質を少量で長期投与する、いわゆるマクロライド療法というものになります。 抗生物質というものは、 もともとは細菌が体の中で作り出している成分のことで、同じ環境に他の種類の細菌がいた時に、自分が優位に増殖するためにその他の種類の細菌が増殖を行うのを防ぐ作用のある成分になります。 私たちはこの成分を抗生物質とよび、薬として利用しているのです。 ちなみに、世界で初めて発見された抗生物質は ペニシリンと呼ばれるもので、1928年にアオカビから発見されたといわれています。 副鼻腔炎という病気は細菌感染が原因である場合が多いため、マクロライド系に分類される抗生物質を少量で長期投与することによって、まずは副鼻腔炎の原因となっている細菌の増殖を抑え、徐々にその数を減らしていきます。 しかし、実はマクロライド系の抗生物質には、細菌の増殖を抑えるということ以外に、免役細胞の働きを抑え、粘液の過剰な分泌を抑えるという作用もあり、このような目的も含めてマクロライド系の抗生物質の少量長期投与を行うことをマクロライド療法と呼びます。 つまり、簡単にいうと、 細菌の増殖も抑え、鼻水などが出るのも抑えるという非常に理にかなった治療法なのです。 急性副鼻腔炎の場合はこのような抗生物質の治療で治ることがほとんどであり、慢性副鼻腔炎の場合も、大半はこのマクロライド療法で治るといわれていますが、慢性副鼻腔炎の場合、鼻の粘膜が腫れあがって 鼻茸と呼ばれるポリープが出来ていることがあり、このようにポリープができている場合は内視鏡を用いた手術によって切除を行う必要があります。 手術自体は難しいものではなく、2時間ほどで終わるそうですが、言わずもがな治療費は多少高くなってしまいますので、副鼻腔炎は慢性化して鼻茸が出来てしまう前に医師に診てもらい治療を開始することが大切なのです。 スポンサードリンク その他咳が続く原因とは?空咳が続く方は要注意! 咳、と聞くと一般的に風邪をひいてしまったときの痰が絡むような咳を想像する方がほとんどだと思いますが、実は、痰が絡まないような 空咳(乾いた咳)の方がある意味では何か重大な病気のサインとして表れている可能性があるため、注意が必要です。 痰が絡まない空咳の原因には次のようなものが考えられます。 空咳の原因1:気管支喘息及び咳喘息 原因のわからない空咳の症状が慢性的に続いているという場合、その方は 気管支喘息、及び 咳喘息と呼ばれる病気を患っている可能性があります。 咳喘息は、気管支喘息の一歩前の症状とも言われいるもので、特に特徴的な症状は長引く空咳の症状のみであることが多いといわれています。 一方、気管支喘息では、症状がひどくなると 喘鳴(ぜんめい)や 発作の症状が見られることがあります。 喘鳴とは、気管支が細くなってしまっていることによって聞こえる、ゼーゼー、ヒューヒューという音のことです。 この、喘鳴の症状が見られる時にはいつ発作が起きてもおかしくない状態です。 気管支喘息は、発作が起きてしまうと命を落としてしまう可能性もある非常に怖い病気です。 現在も国内では 年間約2000人ほどの方が喘息によって命を落としているといわれています。 喘息は治療を行えば症状は改善されていきますが、このように発作が起きるほど症状が悪化してしまうと命にも関わる病気なのです。 もし原因のわからない空咳の症状が続いており、慢性的な息苦しさを感じるという方は、一度呼吸器内科の医師などに相談をしてみるようしましょう。 喘息とはどのような病気であるのか、さらに詳しい情報は で解説していますので、よろしかったら是非一度ご覧になってみてください。 空咳の原因2:逆流性食道炎 慢性的に空咳が出てしまう原因として、 逆流性食道炎も挙げられます。 これは食道と胃のつなぎ目である 下部食道括約筋と呼ばれる筋肉の機能が低下してしまうことにより、胃酸を含む胃の内容物が食道の方に逆流してきてしまう病気です。 近年、この逆流性食道炎は若い患者が増加傾向にあるといわれており、その原因として、食生活が欧米化してきているということが挙げられています。 実は、下部食道括約筋は、 脂質の多い食事によって機能低下が起こりやすいといわれているのです。 この他、 喫煙やお酒、タンパク質の多い食事などもこの筋肉の機能低下の原因になるといわれています。 この逆流性食道炎の怖いところは、胃酸が逆流することによって、食道や喉の方が傷つくということです。 このようにして喉の方が炎症を起こすと、その影響から空咳の症状が表れやすくなります。 また、こうした胃酸の影響による食道の損傷は、 食道がんのリスクを高めるといわれています。 そのため、よく胃酸が上がってくる感覚がある、という方は、早めに治療を開始することが大切ですし、まだこのような症状がないという方は、発症しないように食生活には気を付けることが大切です。 まとめ 今回の記事では、 副鼻腔炎(蓄膿症)に関する情報や、空咳が出る病気などに関する情報についてお伝えしました。 今回、副鼻腔炎について色々とご説明しましたが、実は細菌感染によっておこる副鼻腔炎は主に 好中球性の副鼻腔炎と呼ばれているもので、このほか、同じ副鼻腔炎ですが 好酸球性の副鼻腔炎と呼ばれるものもあります。 好中球、好酸球とはどちらも白血球の一種である免疫細胞のことであり、好中球性の副鼻腔炎の場合は炎症部位において好中球の増加が見られ、好酸球性の副鼻腔炎の場合は炎症部位において好酸球の増加が見られます。 何故このような話をしたかというと、実は今回お話した 気管支喘息の患者においては、その合併症として好酸球性の副鼻腔炎の症状を患っていることがあり、気管支喘息の患者が好酸球性の副鼻腔炎を合併症として発症している場合、その方はロキソニンなどの痛み止めに対して過剰に反応し、重度の発作を起こしてしまう、 アスピリン喘息と呼ばれる病気を発症していることが多いといわれています。 特に気管支喘息ではないという方はあまり関係のない話かもしれませんが、このアスピリン喘息は 大人になってから急に気管支喘息を発症してしまった方に多く見られる病気としても知られていますので、もし少しでも気になりましたら、 で詳しくご説明していますのでご覧になってみてください。 今回の記事は以上になります。

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